SBI新生銀行住宅ローンは金利が高い?最新金利と特徴を徹底解説 | ニフティ不動産

SBI新生銀行住宅ローンは金利が高い?最新金利と特徴を徹底解説

ライター:元銀行員FPずぼらちゃん

SBI新生銀行の住宅ローンは、通常の金利プランだけを見ると、他の金融機関と比べて「やや高い」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、「住宅ローン金利優遇プログラム」などを活用することで、実際の適用金利を抑えることが可能です。

また、住宅ローンアドバイザーの視点から見ると、SBI新生銀行は「5年ルール」や「125%ルール」がないシンプルな返済設計や、本審査からスタートできる独自の審査フローなど、他の銀行にはない特徴があります。

本記事では、SBI新生銀行の最新金利や金利プランについて紹介します。

さらに、所定の条件を満たすことにより金利が優遇されるといったメリットはもちろん、金利上昇時に見落としがちなリスクまで、元銀行員の住宅ローンアドバイザーが丁寧に解説します。

この記事を読むと、SBI新生銀行の魅力だけでなく注意点まで把握でき、他の銀行とも比較しやすくなるでしょう。

SBI新生銀行公式サイト

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元銀行員FPずぼらちゃん

ネット銀行にて5年間、住宅ローン業務を中心に営業・商品企画に従事。FP2級、住宅ローンアドバイザー資格を保有。

INDEX
  1. SBI新生銀行住宅ローンの特徴
  2. SBI新生銀行住宅ローンの最新金利(2026年9月1日更新)
  3. SBI新生銀行住宅ローンの商品概要
  4. SBI新生銀行住宅ローンの金利プラン
  5. SBI新生銀行住宅ローンの審査フロー
  6. SBI新生銀行住宅ローンの団信
  7. SBI新生銀行住宅ローンのメリットとデメリット
  8. SBI新生銀行住宅ローンに関するよくある質問
  9. こんな方にはSBI新生銀行がおすすめ

SBI新生銀行住宅ローンの特徴

SBI新生銀行の住宅ローンは、ネット銀行ならではの利便性と、団体信用生命保険の手厚い保障が大きな魅力です。

主な特徴を詳しく解説します。

ネット銀行の高い利便性

SBI新生銀行の住宅ローンは、本審査の申込みから必要書類の提出、契約手続きまで、来店不要で、すべてオンラインで完結できます。
忙しい方でも手続きを進めやすいのが特徴です。

一方で、SBI新生銀行の店舗では、住宅ローンの相談は行っていません。
そのため、事前の相談は電話で対応する形になります。

また、住宅ローン申込み後は、電話またはマイページのメッセージ機能を通じて担当者とやり取りが可能です。

SBIグループ独自の魅力的な「低金利」水準

SBI新生銀行の住宅ローンには、SBIグループ独自の「住宅ローン金利優遇プログラム」があります。
「SBIハイパー預金」を開設し、以下の所定の条件を満たすことで、当初借入金利から年0.090%引き下げられる仕組みです。

たとえば、変動金利(半年型)通常金利の1.080%から、0.090%引き下げとなり、適用金利は年0.990%となります。(2026年9月1日時点)

住宅ローン金利優遇プログラム参加条件

SBIハイパー預金とは、SBI証券とSBI新生銀行の資金連携に対応した預金口座のことです。
預金残高を移動することなく、そのままSBI証券で株式や投資信託の取引ができます。

SBIハイパー預金を申込みすると、SBI証券口座も同時に開設されます。

なお、SBI証券の口座開設には時間がかかるため、住宅ローンの申込みと並行して、早めに手続きを進めておくことがおすすめです。
契約時までにSBIハイパー預金口座が開設されていない場合、優遇金利は適用されない点には、注意しましょう。

金利上乗せなしで全疾病に備えられる充実の「団信」保障

住宅ローンを組むときには、通常「団信(だんしん)」という保険に加入します。
団信とは、「団体信用生命保険」の略で、万が一、住宅ローンの契約者が死亡したり、高度障害状態になった場合に、住宅ローンの残高が保険で返済される仕組みです。

SBI新生銀行の住宅ローンでは、借入時に49歳までであれば、基本的な保障に加えて、「全疾病保障付団信」を金利の上乗せなしで選べます。
この保障では、病気やケガの種類に関係なく、働けない状態が続いた場合に、毎月のローン返済が保障される仕組みです。

さらに、その状態が12ヶ月または24ヶ月以上続いた場合には、住宅ローンの残高が0円になります。

一般的な銀行では、こうした手厚い保障を付ける場合、年0.1%〜0.3%程度の金利上乗せが必要になることが多いです。
そのため、金利を上乗せせずに幅広いリスクへ備えられる点は、大きな魅力といえるでしょう。

SBI新生銀行住宅ローンの最新金利

SBI新生銀行には、変動金利、固定金利、長期固定金利の3つの金利プランがあります。

さらに、それぞれの金利プランごとに、通常金利と、自己資金を10%以上拠出した場合に、0.020%の金利が優遇される自己資金優遇金利があります。

SBI新生銀行の3つの金利プランの最新金利(新規お借入れ)は以下のとおりです。

【変動金利(半年型)】

変動金利は、住宅ローン返済期間中に金利が変動する可能性がある金利タイプです。

◆通常金利

金利 金利引下げ幅 基準金利
1.080% -1.220% 2.300%

◆自己資金優遇金利

借入金額が、物件購入価格や建築請負価格の合計額の90%以内で、自己資金10%以上で新規に借入れする場合、基準金利からの引き下げ幅が年0.020%優遇されます。

金利 金利引下げ幅 基準金利
1.060% -1.240% 2.300%

※住宅ローン金利優遇プログラムとの併用はできません。

◆住宅ローン金利優遇プログラム

SBIハイパー預金を開設すると、通常金利からさらに年0.090%引き下げられます。

金利 金利引下げ幅 基準金利
0.990% -1.310% 2.300%

※自己資金優遇金利との併用はできません。

※引用元: SBI新生銀行公式サイト
※住宅ローン金利は、公式サイトに基づき2026年9月1日時点の情報を引用しています。

注意事項

※変動金利で新規借入の場合のみ、35年以上の借入期間を選択できます。
※35年以上の借入期間の場合は、年0.100%の金利が上乗せされます。
※審査の結果によっては、金利が上乗せとなる可能性があります。

【当初固定金利】

当初固定金利は、一定期間金利が固定される金利タイプです。
固定期間終了後は、変動金利または固定金利を選択できます。

◆通常金利

金利タイプ 金利 金利引下げ幅 基準金利
固定1年 2.600% -0.950% 3.550%
固定3年 2.550% -0.850% 3.400%
固定5年 2.800% -0.900% 3.700%
固定7年 3.100% -0.900% 4.000%
固定10年 3.250% -0.950% 4.200%
固定15年 3.800% -0.950% 4.750%
固定20年 4.050% -0.950% 5.000%

◆自己資金優遇金利

借入金額が物件購入価格や建築請負価格の合計額の90%以内で、自己資金10%以上で新規に借入れする場合、基準金利からの引き下げ幅が年0.020%優遇されます。

金利タイプ 金利 金利引下げ幅 基準金利
固定1年 2.580% -0.970% 3.550%
固定3年 2.530% -0.870% 3.400%
固定5年 2.780% -0.920% 3.700%
固定7年 3.080% -0.920% 4.000%
固定10年 3.230% -0.970% 4.200%
固定15年 3.780% -0.970% 4.750%
固定20年 4.030% -0.970% 5.000%

※引用元: SBI新生銀行公式サイト
※住宅ローン金利は、公式サイトに基づき2026年9月1日時点の情報を引用しています。

注意事項

※審査の結果によっては、金利が上乗せとなる可能性があります。

【長期固定金利】

長期固定金利は、完済までずっと金利が変わらない固定金利タイプです。

◆通常金利

金利タイプ 金利
21-25年 4.100%
26-30年 4.150%
31-35年 4.250%

◆自己資金優遇金利

借入金額が物件購入価格や建築請負価格の合計額の90%以内で、自己資金10%以上で新規に借入れする場合、基準金利からの引き下げ幅が年0.020%優遇されます。

金利タイプ 金利
21-25年 4.080%
26-30年 4.130%
31-35年 4.230%

※引用元: SBI新生銀行公式サイト
※住宅ローン金利は、公式サイトに基づき2026年9月1日時点の情報を引用しています。

注意事項

※審査の結果によっては、金利が上乗せとなる可能性があります。

SBI新生銀行住宅ローンの商品概要

SBI新生銀行の住宅ローンの商品概要は、下記のとおりです。

項目 説明
資金使途 ご自身またはご家族がお住まいになるための以下の資金
・戸建やマンション(中古物件含む)の購入資金
・戸建の新築資金
・他の金融機関で現在借入中の住宅ローンの借換
・戸建てやマンションのリフォーム資金
・上記に伴う諸費用

※中古物件の購入費用とリフォーム費用をあわせて借りることはできません。
※土地のみの購入資金(底地権の買取を除く)は、利用できません。
借入金額 500万円以上3億円以内(10万円単位)

リフォームのみの場合は、諸費用を含めて、500万円以上1億円以内
借入期間 金利タイプや資金使途に応じて、選択可能。

・変動金利(半年型)タイプ(住宅購入・建設資金)⇨5年以上50年以内
・変動金利(半年型)タイプ(借換・リフォーム資金)⇨5年以上35年以内
・当初固定金利タイプ⇨5年以上35年以内
・長期固定金利タイプ⇨21年以上35年以内

※変動金利で新規借入の方のみ35年超の借入期間をご選択可能です。
※35年超のお借り入れをご希望の場合は、ご契約時の利率に年0.1%上乗せされた金利が適用されます。
団信 ・一般団信
・全疾病保障付団信
・ガン団信
保証料 0円

※原則、保証会社なし。
審査の結果、保証会社が必要となる場合あり。
事務手数料 借入金額の2.20%(税込)
繰上返済手数料 一部繰上返済:0円
全額繰上返済:無料
※固定金利選択手数料は都度5,500円(消費税込み)
年齢 申込み時の年齢が20歳以上65歳以下で、完済時年齢が80歳未満の人
※選択する団信によっては、申込み時の年齢が49歳まで
収入 ・前年度の税込年収が300万円以上の正社員または契約社員
・自営業の場合、業歴2年以上で、2年間の平均所得が300万円以上

引用元:SBI新生銀行|<パワースマート住宅ローン>商品説明書

SBI新生銀行の住宅ローンは、正社員の場合は転職直後でも申込みでき、育休中でも申込みできる点が特徴です。

また、多くの金融機関では自営業者や会社経営者に対して「3年以上の業務実績」を求めるケースが一般的ですが、SBI新生銀行では「2年の業務実績」があれば申込みできます。

他の金融機関と比べて、申込み条件のハードルが比較的低く、幅広い方にとって利用しやすい点が魅力の住宅ローンといえるでしょう。

SBI新生銀行住宅ローンの金利プラン

SBI新生銀行には、基準金利から金利を引き下げる「変動金利」「固定金利」「長期固定金利」の3つの金利プランがあります。

ちなみに、SBI新生銀行の調査結果によると、借入れしている人の約96%の人が、変動金利(半年型)を選択しているようです。
(参考:SBI新生銀行|みんなどうしてる?気になるみんなの「住宅ローン」事情)

【金利プラン】

金利プラン名 詳細
変動金利 ・市場の動きに合わせて、半年に一度金利が見直されるプランです。

・一番金利が低く設定されているため、毎月の返済額を最小限に抑えられます。

・金利が上がると、毎月の返済額が増える可能性があります。

・SBI新生銀行には、一般的な銀行にある「5年ルール」や「125%ルール」がありません。
(金利が上がっても5年間は返済額が変わらず、金利が上がっても、返済額は前回の返済額の1.25倍までというルール)
固定金利 ・「10年」や「20年」など、あらかじめ選んだ一定期間だけ金利を固定するプランです。

・指定した固定期間が終わると、その時点の金利で「変動金利」か「再度、固定金利」を選び直すことになります。

・固定期間終了時に金利が大きく上がっていると、その後の返済額が増える可能性が高いです。
長期固定金利 ・借入れをしてから完済するまで(最大35年)、金利が変わらないプランです。

・変動金利や当初固定金利に比べると、金利は高めに設定されているため、毎月の返済額は、他のプランより高くなる傾向があります。

「変動金利」がおすすめの方

変動金利は、とにかく初期の返済額を抑えたい方や、金利の動きに柔軟に対応できる方に適しています。

変動金利がおすすめの方

「固定金利」がおすすめの方

固定金利は、「子どもが小さいうちだけ」「教育費のピークが終わるまで」など、特定の期間の出費を安定させたい方に適しています。

固定金利がおすすめの方

「長期固定金利」がおすすめの方

長期固定金利は、返済終了まで一切の不安をなくし、確実で、安全な資金計画をしたい方に適しています。

長期固定金利がおすすめの方

SBI新生銀行の住宅ローンでは、異なる金利タイプを組み合わせて借りる「ミックスローン」を利用できます。
たとえば、借入金額3,000万円のうち、2,000万円は変動金利にして、残りの1,000万円は10年固定金利にするといったように、1つの住宅ローンを複数の金利タイプに分けて借入れできます。

また、それぞれ金利の借入金額の内訳や借入期間も個別に設定することが可能です。
ミックスローンを利用することで、金利上昇時の影響を抑えつつ、低金利のメリットも享受できます。
金利変動のリスクを分散したい方に向いている借り方です。

また、繰上返済手数料は、一部繰上返済や全額繰上返済、いずれの場合も費用はかかりません。
そのため、資金に余裕があるタイミングでこまめに返済を進めるなど、柔軟な返済計画を立てやすいでしょう。

SBI新生銀行住宅ローンの審査フロー

住宅ローンの申込みから契約まで、すべてオンラインで手続き可能で、審査の申込みから最短1ヶ月半で借入れできます。
また、事前審査はなく、本審査からスタートとなるため、審査時間や手間を短縮できるでしょう。

1.審査申込み

スマートフォンなどのオンラインから、審査に必要な情報を入力して、審査の申込みをしましょう。
SBI新生銀行の「総合口座パワーフレックス」を持っていない場合は、住宅ローン審査の申込みと同時に口座開設が受付されます。
住宅ローンの審査と並行して、総合口座パワーフレックスが開設されます。

2.必要書類提出

審査申込みから、5〜7日程度で、審査に必要な書類一覧が自宅に届きます。
ペアローンや収入合算の場合は10日ほどかかる場合があります。

書類の提出と合わせて、オンラインで団信の申込みをします。

3.審査結果確認

書類がすべて揃ってから審査が開始され、審査の途中で確認事項や追加書類が必要となった場合は、電話またはマイページを通じて連絡があります。

審査結果は、通常2〜3週間程度でマイページから確認できます。
審査が承認された場合には、あわせて結果通知書が郵送で届きます。
なお、審査承認から融資実行までは、一般的に約3週間程度かかる見込みです。

4.契約手続き

契約時には必要書類を準備し、契約内容を確認します。
契約の手続きは、原則として電子契約サービスで進めることが可能です。

5.融資実行

SBI新生銀行指定の司法書士が引き渡しに立ち会い、登記や必要書類の最終確認を行います。
書類に不備がないことが確認されると、融資金が口座へ振り込まれ、融資実行となります。

SBI新生銀行公式サイト

SBI新生銀行住宅ローンの団信

SBI新生銀行の団信は、49歳までであれば、金利上乗せなしで、全疾病保障付団信に加入できる点が大きな特徴です。

その他には、一般団信とガン団信が用意されており、全部で3種類から選択できます。
まずは、それぞれの団信を簡単に整理してみましょう。

団信種類 ローン残高が0円になる主な条件 金利上乗せ 年齢条件
一般団信 ・死亡や高度障がい状態となった場合など なし 20歳以上65歳
全疾病保障付団信 ・死亡や高度障がい状態となった場合など
・リビング・ニーズ
・重度のがん
・就業不能状態が所定の期間継続
なし 20歳以上49歳
ガン保障付団信 ・死亡や高度障がい状態となった場合など
・がん
・リビング・ニーズ
0.1% 20歳以上49歳

全疾病保障付団信が無料で付帯できる

一番の特徴は、49歳までなら全疾病保障付団信を金利上乗せなしで付帯できる点です。

他の金融機関では、病気になったときの保障(特約)をプラスすると、住宅ローンの金利が「年0.1%〜0.3%」ほど上乗せされて高くなるのが一般的です。

しかし、SBI新生銀行なら、金利を上乗せすることなく、すべての病気やケガによる就業不能状態に備えられる「全疾病保障付団信」を付帯できます。
たとえば、不慮の事故によるケガで合計6ヶ月間の入院や自宅療養が必要となった場合、働けない状態が3ヶ月を超えた時点から月々の返済保障が開始されます。
つまり、後半の3ヶ月分については、ローン返済額を保険が全額負担する仕組みで、家計の支えとなるでしょう。

さらに、就業不能状態が24ヶ月継続した場合には、ローン残高が0円になります。
なお、がんを含む8疾病による就業不能状態では、3ヶ月の待機期間を設けず、就業不能状態となってから、すぐに月々の返済額の保障が開始されます。
この状態が12ヶ月継続した場合には、ローン残高が0円となります。

万が一働けなくなった場合でも手厚い保障が受けられるため、安心して住宅ローンを利用できるでしょう。

ガン団信の金利上乗せが0.1%

SBI新生銀行の住宅ローンでは、「ガン団信」を付帯でき、その場合の金利上乗せは年0.1%となっています。
ガン団信は、所定のがんと診断された場合に、住宅ローン残高が0円保障される仕組みです。
全疾病団信の就業不能保障とは異なり、所定の条件を満たせば、働ける状態であっても保障の対象となる点が特徴です。

他の金融機関では、がん保障を付ける場合、年0.1%〜0.3%程度の金利上乗せが必要となるケースが多い中、SBI新生銀行の0.1%という水準は比較的低い設定といえます。
ただし、保障の対象となるがんの定義や、上皮内がんの扱い、支払条件などは金融機関ごとに異なります。
そのため、単純に金利だけで判断するのではなく、保障内容とあわせて確認することが大切です。

SBI新生銀行住宅ローンのメリットとデメリット

SBI新生銀行は、SBIハイパー預金を利用することで金利が優遇されたり、オンライン完結で本審査から申込みできるなどのメリットがあります。
しかし、その一方で、金利優遇を受けるには口座開設などの条件を満たす必要があり、少し手間に感じることもあるかもしれません。

ここでは、SBI新生銀行住宅ローンの主なメリットとデメリットを、それぞれ3つずつ紹介します。

メリット1:事前審査がなく本審査からスタート

SBI新生銀行の住宅ローンは、一般的な金融機関で行われる「事前審査(仮審査)」がなく、最初から本審査に進むのが特徴です。
通常は、事前審査でおおよその借入可否や条件を確認したうえで本審査に進みますが、SBI新生銀行では審査が一本化されています。

そのため、手続きの流れがシンプルで、事前審査と本審査で結果や条件が変わるといったズレが起きにくい点はメリットです。
一度の審査で最終的な判断まで進むため、スケジュールを立てやすいという側面もあります。

一方で、審査をスムーズに進めるために、必要書類を事前に準備しておくことが重要です。
また、審査にかかる期間は個別の状況によって異なるため、余裕をもったスケジュールで進めると安心です。

メリット2:柔軟に審査してもらえる

SBI新生銀行の住宅ローンは、申込者の状況に応じて柔軟に審査してもらいやすい点が特徴です。

たとえば、転職直後の方でも申込みが可能で、勤続年数だけで判断されるのではなく、今後の収入見込みなども踏まえて総合的に評価されます。

さらに、個人事業主や会社経営者の場合でも、直近2期分の実績で審査が進められるため、独立して間もない方でも検討しやすいでしょう。

また、一般的には審査が厳しくなりやすい旧耐震基準(1981年以前)の物件でも、一定の条件を満たせば借入れが可能です。

ただし、旧耐震基準の物件については、日本は地震が多いこともあり、物件自体の安全性を慎重に見極めることが大切です。ローンが組めるかどうかだけで判断せず、総合的に検討しましょう。

このように、個別の事情を踏まえて判断してもらえる点は、大きなメリットといえます。

メリット3:インターネットバンキングが使いやすい

SBI新生銀行は、インターネットバンキング(IB)の使いやすさに定評があります。

住宅ローンは返済中も残高確認や繰上返済、各種手続きなどで長く付き合っていくものです。そのため、日常的に利用するIBの操作性は、意外に重要なポイントです。

SBI新生銀行のIBは、画面がシンプルで直感的に操作しやすく、スマートフォンからでも手続きが完結しやすい設計となっています。
一部繰上返済はIBから無料で、手軽に行えるため、思い立ったタイミングで返済を進めやすい点もメリットです。

また、振込や口座管理なども含めて一元的に管理できるため、住宅ローン利用後の利便性も高く、忙しい方でも無理なく使い続けやすいでしょう。

デメリット1:金利上昇時の返済額増加リスクがある

SBI新生銀行の住宅ローンには、一般的な銀行で採用されている「5年ルール」や「125%ルール」がありません。
そのため、金利が上昇した場合には、その影響が比較的早く、かつ大きく毎月の返済額に反映されます。

たとえば、借入額3,000万円・返済期間35年・変動金利1.0%で借りていて、変動金利が3.0%に上昇した場合の毎月の返済額を比較してみましょう。

【5年ルールと125%ルールの比較表】

項目 SBI新生銀行
(ルールなし)
一般的な銀行
(ルールあり)
金利上昇時の反映 すぐ反映される すぐには反映されない
毎月返済額(※) 約8.5万円→約11.5万円 約8.5万円→約10.6万円
返済額の上限 なし ・前回の返済額の125%まで制限あり
・返済額は5年間変わらない
未払い利息 発生しにくい 発生する可能性あり
(毎月の返済額を超えた分の利息は、未払い利息となり、最終返済時に一括返済となるケースが多い。)

※金利上昇後の毎月返済額について、実際の返済額は残高に応じて変わりますが、本記事では分かりやすくするため、借入額3,000万円、変動金利3.0%で試算しています。

SBI新生銀行の場合はこれらのルールがないため、未払い利息が発生しにくい一方で、毎月の返済額が大きく増える可能性があります。
そのため、金利が上昇した場合でも無理なく支払えるよう、余裕を持った資金計画を立てておくことが重要です。

デメリット2:他行で事前審査が必要な場合も

SBI新生銀行の住宅ローンは、一般的な金融機関で行われる「事前審査(仮審査)」がなく、最初から本審査から申し込む仕組みです。

通常は、事前審査で借入可否の目安を確認したうえで本審査へ進みますが、SBI新生銀行では本審査のみのため、手続き自体はシンプルで、最終結果とのズレが生じにくい点が特徴です。

一方で、不動産の売買契約では「住宅ローンの事前審査承認」が条件になっているケースも多く、そのままでは契約が進めにくい場合があります。

そのため、あらかじめ他の金融機関で事前審査を受けておく、もしくは本審査の結果が出るまで契約スケジュールを調整するなどの対応が必要になる場合もあります。

また、本審査では収入に関する資料や物件資料などの提出が求められるため、書類準備に時間がかかる可能性がある点にも注意が必要です。

デメリット3:申込みと同時に口座開設が行われる

SBI新生銀行では、住宅ローンの申込みと同時に、銀行口座が自動的に開設される仕組みになっています。

他の金融機関では「ローン契約時までに口座開設」となるケースも多いため、比較するとやや早いタイミングで口座が作られる点が特徴です。

そのため、審査の結果や金利などの条件面の比較により、最終的にSBI新生銀行で借入れをしなかった場合でも、口座だけが残る可能性があります。

不要な場合は、自身で解約手続きをする必要があるため、あらかじめこの点を理解しておくと安心です。

SBI新生銀行住宅ローンに関するよくある質問

申込み可能です。

会社員の方であれば、転職直後でも住宅ローンの申込みができます。
審査では、転職後の勤務先での収入見込みが重視されます。
そのため、本審査では給与明細や見込み年収証明書など、転職後の勤務先が発行する収入証明書の提出を求められることが一般的です。

なお、転職前(転職予定の段階)では申込みはできないため、転職後に申込みをする必要があります。

SBI新生銀行の変動金利には、一般的な金融機関で採用されている「5年ルール」や「125%ルール」が設けられていません。
そのため、金利が上昇した場合には、返済額へ比較的早く反映される可能性があります。

ルールがない場合、増えた分の利息をすぐに支払うため、元金が計画的に減りやすい点がメリットです。そのため、結果として、総返済額の増加リスクを抑えやすい特徴があります。

一方で、金利上昇時には返済額がすぐに増加するため、家計への影響が早く出る点に注意が必要です。
将来の返済額の変動リスクについて、あらかじめ理解し、余裕を持った資金計画を立てておくことが重要といえます。

2026年9月1日現在、SBI新生銀行の店舗では住宅ローンの相談や手続きをすることはできません。
原則、電話で相談を受付しております。

また、住宅ローンの審査申込後は、マイページのメッセージ機能にて、やりとりをすることも可能です。

こんな方にはSBI新生銀行がおすすめ

SBI新生銀行の住宅ローンは、「5年ルール」や「125%ルール」がない分かりやすい仕組みと、手続きがオンラインで完結する点が特徴です。

金利が変わると返済額にすぐ反映されるため、返済内容を把握しやすく、利息の支払いが後回しになる心配も抑えられます。

また、申込みから契約までオンラインで進められるため、忙しい方でもスムーズに手続きしやすいでしょう。

手続きの負担を減らしたい方や、返済の仕組みをきちんと理解しながら進めたい方に向いている住宅ローンといえます。

SBI新生銀行はこんな方におすすめ
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