今も生きる伝統和紙の生産地、武蔵の小京都、小川町
比企郡小川町は埼玉県の北西部の秩父手前側にある人口31,517人(2016年2月現在)の比較的おおきな町です。交通網はJRと東武鉄道で、東武鉄道急行であれば池袋まで1時間あまりで到着します。その為、ベッドタウンとしてマンションやアパートが多くたっています。都心と比べると家賃がやすいので家族連れには住みやすい町ではないでしょうか。
比企郡小川町は武蔵の小京都とも呼ばれる町で伝統工芸の小川和紙の制作地としても有名です。町の中には、和紙作りを体験できる施設もあり、町の住みやすさに加えて子どもの情緒教育にも一役買っています。
子育て支援策も充実しており、児童館やサポートセンターなど行政を上げて子育てを応援してくれています。行政が住民と密着していることを示す例が、町のホームページ内にある町長への手紙というコーナーです。直接町長に意見をいえるので住民の意見が反映されやすい、住みやすい町であると言えるでしょう。
7月に行われる七夕まつりは、通りに竹飾りがたくさん飾られて、その竹飾りには小川和紙がふんだんに使われ華やかなお祭りになっています。竹飾りはコンクールがあり、町の企業などが優勝をめざしてしのぎを削って飾り立てているのです。
散策コースとして官ノ倉山ハイキングコースがあり、天王沼地など四季折々の景観を楽しむことができます。