2021.03.31

引越し初日の新居で必要なものリスト|引越し準備に必要なものリストも合わせて紹介!

引越しにおすすめの日取りはいつ?縁起の良い吉日をカレンダーで紹介
引越し作業は大変骨が折れる作業なだけに、行為が目的化しやすいといえます。引越し時の荷造りや各種手続き、搬入作業が終わってホッと息をついた時、必要なものがないことに気付くのもしばしばです。引越し当日が近づくにつれて忙しくなることを想定し、本記事で紹介する2つのリストを早見表のように活用しましょう。

引越し初日の新居で必要なものリスト

引越し初日の新居で必要なものリスト

引越し初日の新居で必要なものに迷った時は、以下のリストを参考にしてみてください。

  • 生活必需品
  • スマートフォン・PC
  • カーテン
  • ベッド・マットレス・布団
  • 荷ほどき用の道具

以上の必要なものリストは、引越し先に送る際にできるだけまとめておくようにしましょう。たとえば、トイレットペーパーやタオルなどの生活必需品と荷ほどき道具などは同じ段ボールに入れておくと良いです。引越し初日にあちこち探す手間を省くことができます。

生活必需品

生活必需品
生活必需品とは以下のようなものを指します。
  • トイレットペーパー
  • 洗面用具(石けん、ハンドソープ、洗顔料、歯磨きセット、ドライヤー)
  • お風呂セット(シャンプー、コンディショナー、ボディーソープ、あかすりタオル)
  • ハンドタオル・バスタオル
  • 紙コップ・紙皿・割り箸
  • ゴミ袋

生活必需品には、基本的に日常のルーティンに関わるものが該当します。つまり、トイレ・風呂・食事などにまつわるものは引越し初期の段階でも頻繁に利用することになります。

女性の場合は、上記の他に生理用品も必須です。引越し先の新居周辺にドラッグストアがないこともあるため、事前に用意しておきましょう。そのほかにも自分が毎日行っていることは何かを想像しながら、そのルーティンに必要なものを上記のリストと一緒にまとめておくと、引越し初日の生活が楽になります。

スマートフォン・PC

スマートフォン・PCは新居で情報を集めるためにも必要です。たとえばマップアプリが役に立ちます。土地勘のない新居周辺のスーパーやコンビニを探すのに大活躍します。

また、スマートフォン・PCの充電器も必須となります。充電器は他のものに埋もれやすいので、引越し時の手荷物として持っておくか、先述した生活必需品などと同じダンボールに入れておくと良いでしょう。

カーテン

新居にはカーテンが付いていないため、自身で調達する必要があります。特に重要性が高くなるのは女性です。夜、家の電気を付けていると、外からは家の中が丸見えになります。防犯上好ましくないため、引越し初日にカーテンを買うか、カーテンレールのタイプ・横幅・高さを事前に調べて準備しておくようにしましょう。

布団(または寝袋)

布団などの寝具は、夜の間に風邪を引かないためにも重要です。引越し初日に体調を崩すと荷ほどきが行えず、生活を落ち着かせるのに時間がかかってしまいます。

ベッド・マットレスを新調する予定があるのならば、簡易的に寝袋などで対処する方法もあります。寝袋ならば引越し時の手荷物として持ち運ぶことも可能なため、万が一引越し当日に荷物が届かなくても、最低限寝床だけは確保することができます。

荷ほどき用の道具

荷ほどき用の道具
引越し初日には荷ほどき用の道具も必要になるため、以下のものは最低限用意しておくようにしましょう。
  • ハサミ・カッター
  • ドライバーセット
  • 軍手

ダンボールのガムテープは素手で剥がしていくこともできますが、ハサミ・カッターがあれば荷ほどき作業がスムーズに進みます。ただし刃物を使ってダンボールを開ける際は、中のものを傷つけないように気をつけましょう。とくに本や洋服などが入っている段ボールは、軍手を付けてガムテープを剥がすようにしてください。

ドライバーセットは家具を組み立てる時に必須です。購入した家具と一緒に六角やネジなどは付いてきますが、ドライバーは自分で用意しなければなりません。

引越しの荷造りに必要なものリスト

引越しの荷造りに必要なものリスト

引越しの荷造りの際には、以下のものが必要になります。

  • ダンボール
  • ガムテープ・養生テープ
  • 大きめのビニール袋
  • 新聞紙・緩衝材
  • ビニール紐・紙紐
  • マジックペン
  • 軍手
  • ドライバーセット
  • ハサミ・カッター
  • 掃除用具(ぞうきん・洗剤など)

引越しで必要になるのがダンボールです。引越し業者に依頼している場合は無料でもらえますが、引越し業者を利用しない場合は自前で用意する必要があります。また、引越し業者からもらえるダンボールにも限りがあるため、足りない分は自身で補充しなければなりません。

ダンボールの入手方法は主に2つあります。1つは通販・ホームセンターで購入することです。小さいものから120サイズ以上の大きめのダンボールまで、1枚200円前後で入手可能です。

もう1つのルートはコンビニ・スーパーなどの小売店で譲ってもらうことです。無料でもらえる可能性が高いほか、生鮮食品を入れていたダンボールでなければ衛生上も問題ないでしょう。

また養生テープは、引き出しや扉を固定し、移動しているものだけでなく周囲のものも守ることができます。また、引き出しの落下などの危険性を除去できるため、安全性の面でも重宝します。

大切なものを保護するために、ビニール袋や新聞紙・緩衝材も重要です。ビニール袋は液体容器を梱包し、運搬時に液体がこぼれてもビニール袋内でとどめるのに役立ちます。新聞紙や緩衝材は荷物の隙間に詰め込むことで、ダンボール内の揺れを防ぎ、衝撃を吸収することが可能です。

引越し前にやっておきたいこと

引越し前にやっておきたいこと

引越し前後に必要なものの準備とあわせて、引越し前に以下のことをやっておくと引越しがスムーズになります。

  • 不用品を処分する
  • 荷物が多い場合はトランクルームを利用する
  • ガス・水道・電気・インターネットの手続きは引越し前にやっておく

いずれも計画的に進めることが重要です。たとえば不用品処分にも様々な方法があり、時期によって有効な処分方法が異なります。ライフライン等の各種手続きも、内容ごとに最適な手続きの時期があります。以下の見出しの内容を参考に、引越し当日までの計画を立てることをおすすめします。

不用品を処分する

引越しの荷造りをすると、「壊れて使い物にならないもの」や「使えるが必要のないもの」など、様々な不用品が出てきます。これら不用品は計画的に処分しておくと、スムーズな引越しが可能となるだけでなく、引越しをよりお得にすることができます。

不用品処分の方法は以下のように多岐にわたります。
  • 不用品回収業者に依頼する
  • 自治体に依頼する
  • 引越し会社に依頼する
  • 友人・知り合いに譲る
  • フリマアプリ・オークションサイトで出品する
  • リサイクルショップで売却する

不用品処分は1~2ヶ月前に始めると、複数の方法を掛け合わせることができます。

引越しまでの期間が長い場合は、出品~発送の手間がかかるフリマアプリ・ネットオークションの利用が可能です。売れたものは引越し資金に充てることができます。そして残ったものは不用品回収業者や自治体に依頼するとよいでしょう。コストはかかりますが、フリマアプリで資金を得ていれば大きなマイナスにはなりません。

また、引越し会社によっては不用品の代理回収や買い取りを行ってもらえる場合があります。引越しと同時に不用品処分もできるため、手間がかからずおすすめです。ただし回収できないものもあるため、事前の見積もりが重要となります。

なお、不用品処分については「引越し時の運気を左右する方位とは?凶方位に引越した時の対策方法を解説」で詳しく解説しています。

荷物が多い場合はトランクルームを利用する

不用品を仕分ける際に、多くなりすぎた荷物はトランクルームに預けておくとスムーズに引越し当日を迎えられます。引越し時におけるトランクルームの用途は以下の2つに分けられます。
  • 引越し完了までの期間だけ預ける
  • 普段使いしないモノを預ける

早めに荷造りを終えた段ボールなどは、家に置いておくと引越し当日まで日常生活の邪魔になってしまいます。しかしトランクルームに預ければ家をスッキリさせ、引越し作業のスペースを確保することができます。

また、トランクルームはオフシーズンのスポーツ用品など普段使いしないものを預けておくのにも有効です。処分予定の不用品も順次トランクルームに預けていけば、必要なもの・不要なものの直感的な仕分けが可能になります。

ガス・水道・電気・電話・インターネットの手続きは引越し前にやっておく

ガス・水道・電気・電話・インターネットの手続きは引越し前にやっておく
ガス・水道・電気・電話・インターネットを新居でスムーズに使うためには、手続きを引越し前に済ませておく必要があります。それぞれ目安の手続き時期があるので、下記表を参考にしてみてください。特にインターネットの手続きは、引越しの繁忙期(3~4月)に合わせて混み合うため、早めに済ませておきましょう。
種類手続き時期内容
ガス1週間前までガス会社に連絡後、閉栓手続き。作業時立ち会いが必須。
水道1週間前まで水道局or役場水道課に連絡後、使用停止手続き。
電気1週間前まで電力会社に連絡後、移転手続き。作業時立ち会い不要。
電話2週間前まで固定電話・インターネットから連絡後、移転手続き。
インターネット1ヶ月前までインターネット回線会社・プロバイダに連絡後、インターネット回線手続き。

ガス・水道・電気のライフラインの手続きは、利用開始・停止どちらも1週間前までに済ませておくのが理想的です。

固定電話の手続きは場合によって工事日程の調整が必要になるため、2週間までには終わらせておきましょう。新居の場所によっては移転ではなく、解約・新規契約の2つの手続きが必要となります。手続きの内容は人によって異なるので、早めに行動するのが無難です。

インターネットの手続きは1ヶ月前までに行いましょう。利用申し込みから開通工事まで、時期によって数週間~1ヶ月以上かかることもあるため早めの行動が必要です。3~4月の繁忙期に引越しが決まっている場合、念のため2ヶ月前の1月から手続きを始めておくと安心です。

まとめ

引越し初日には、日常のルーティンに関わる生活必需品や、防犯対策・体調管理のためのものが必要となります。自身で引越し初日に必要となるもののリストを作っておくと、スムーズに準備することができます。引越し前の荷造りの段階では、ダンボールのほか、荷物を保護するための道具も一緒に準備しましょう。

また引越しの際には荷造りと同時に、不用品処分・ライフライン等の手続きも行わなければなりません。引越し時の作業は多岐にわたるため、本記事を参考にしながら計画を立てていくことをおすすめします。

この記事を書いた人

ニフティ不動産編集部
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