ゴミ袋がやぶれた!フローリングに残る不快な臭いを取る方法

手順1:汚れをきれいに落としましょう

臭いを取るためには、まずは臭いの元を取り除くことが必要です。臭いの元が残っているのに消臭剤を使っても、なかなか効果を実感しにくいもの。何よりも、まずは汁の汚れをキレイに落としましょう。

キッチンペーパーや新聞紙など捨てやすいものでこぼれている汁を吸い取ったら、かたく絞った雑巾でていねい汚れを拭きます。生ゴミから出る汁などはいろいろな成分が混ざり合いしつこい汚れになることもあります。水拭きだけでは足りない場合には雑巾に中性洗剤を含ませると、より早くキレイにすることができるでしょう。

手順2:消臭しましょう

手順2:消臭しましょう

汚れは落としたはずなのに臭いが残る。臭いの成分がフローリングに残ってしまっている場合には、消臭を試してみるといいでしょう。一般的な消臭剤を使う方法もありますが、重曹の粉末を臭いが残っている場所にふりかけたり、お酢をキッチンペーパーに染み込ませて臭いが出ている場所に広げておいたりという方法もあります。

こうすることで重曹やお酢が臭いを吸い取ってくれます。しかし重曹はアルカリ性、お酢は酸性ですから、フローリングを痛めてしまう可能性も。目立たない場所で試してみてからやったほうがいいでしょう。

手順3:消毒しましょう

手順3:消毒しましょう

多くの場合、手順2までをていねいに行えば、あまり気にならないレベルまで臭いがおさまるのですが、それでも臭いが残ってしまう場合もあります。フローリング材の中にまで汁がしみ込んでしまい、汚れが落としきれない場合などです。

そのようなときは消毒を試してみましょう。除菌スプレーなどではなく、エタノールや逆性石鹸など殺菌効果のあるものを使うことがポイントです。臭いがなくなるだけでなく、清潔になるのもうれしい効果。しかしこちらもフローリングを痛めてしまう可能性があるので、注意しながら使うようにしましょう。

最終手段は業務用消臭剤

最終手段は業務用消臭剤

手順3までをやっても全く歯が立たない。そのようなときには業務用消臭剤を試してみるのも一つの手です。介護施設や下水処理施設、清掃業者などでも使われている超強力消臭剤であれば、生ゴミ特有の腐った臭いにもよく効きます。

スプレータイプのものであれば、汚れが残る場所に直接シュッとするほか、部屋の中に向けてシュッシュとすることで部屋の空気の臭いを消すことも可能です。一般的な消臭剤と違い香りがついていないので残り香が気にならないところもうれしいですね。

臭いの元は、汚れとそこに存在する雑菌です。手順のようにていねいに汚れを落とすことで臭いもなくなっていくでしょう。今回は汚れてしまったフローリングについて紹介しましたが、できればゴミ袋の底に新聞紙を敷くなど、未然に防ぐ工夫ができるとより快適に過ごせそうです。

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