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恐竜を彷彿とさせるようなかっこいい見た目で、爬虫類愛好家の中でも人気を集めているイグアナ。最近では、ペットショップで見かける機会も増えました。

しかし、成長すると2m近くになる個体も存在するので、自宅で飼うとなると、「飼育のイメージがつかない」という方も多いでしょう。

そこで本記事では、イグアナの飼い方について詳しく解説します。種類や寿命、餌や飼う際の注意点についても取り上げるので、イグアナに興味を持っている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。



イグアナってどんな特徴を持つ生き物?

イグアナとは、爬虫網>有鱗目>トカゲ亜目>イグアナ科に分類される生き物です。

トカゲ亜目に分類される生き物の総称を「トカゲ」と呼ぶので、イグアナもトカゲの一種だということになります。ただ、体長は1.5m〜2mほどになる個体が多く、トカゲよりもかなり大きいといえるでしょう。

頭部から背中にかけてのタテガミが特徴的で、「タテガミトカゲ」と呼ばれる場合もあります。

それでは、具体的な特徴を見ていきましょう。

1.イグアナの生息地は中南米

野生のイグアナの生息地は、メキシコ、コロンビア、アルゼンチンなどの中南米と西インド諸島です。
砂漠や熱帯雨林に生息しており、水辺や木の上を好みます。

2.イグアナの食性は雑食または完全草食

イグアナは食性が雑食のものと、完全草食のものがあります。雑食の場合、幼体の頃は昆虫を捕食することもありますが、大人になると、木の葉や果物が主食になり「草食寄りの雑食」になります。

イグアナの中には「肉食寄りの雑食」の個体も存在しますが、ペットとして流通している種類のほとんどが「草食寄りの雑食」または「完全草食」だといえるでしょう。

草食の中でも葉食性なので、大根の葉や小松菜、水菜などを好んで食べます。

3.イグアナの性格はおだやか

イグアナは迫力のある見た目とは裏腹に、基本的にはおだやかな性格です。

ただし警戒心は強いので、無理に触ろうとすると噛みつかれる危険性があります。

また、発情期のオスは凶暴になる傾向にあるので、注意して接してください。

4.イグアナは歯が鋭い

イグアナは肉食ではありませんが、カミソリのように鋭い歯と強い顎を持っています。植物や野菜の葉っぱを切り裂けるように設計されているからです。

温厚な性格なので、自ら噛みついてくることはありませんが、ストレスを与えると噛まれる場合もあります。噛まれたら大怪我になる恐れもあるので、注意して接しましょう。

5.イグアナは賢い

イグアナは非常に賢い生き物で、飼い主とコミュニケーションがとれます。犬や猫と同じコンパニオンアニマルだと見なされる場合も多いようです。

具体的には、以下のような行動をとります。

・飼い主を判別する
・飼い主の感情を理解する
・名前を呼ぶと近づいてくる
・トイレの場所を覚える
・色や模様を判別し、好き嫌いの感情を抱く

ただし、コミュニケーション能力には個体差があります。
全ての個体が上記の行動をとるわけではないので、その子の能力に合わせて接するようにしましょう。

6.イグアナは臭いや鳴き声が気にならない

イグアナは臭腺がなく汗をかかない生き物なので、体臭が少ないのが特徴です。

また、大きな体とは裏腹に、鳴き声は小さめ。騒音で近所迷惑になることもありません。

臭いと音の面から考えると、比較的飼いやすい爬虫類だといえるでしょう。

イグアナの種類と値段

「イグアナ」と一言で言っても、たくさんの種類が存在します。今回は、その中でも特に人気がある9種類の特徴を詳しく見ていきましょう。

1.グリーンイグアナ

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イグアナの中で最も流通量や飼育者数が多いのが、グリーンイグアナです。性格はおだやかでペットとして親しまれており、人気が高い種類だといえるでしょう。

幼体の頃の体の色はグリーンですが、成長するにつれて茶褐色や赤褐色などさまざまな色に変化していくのが特徴。

成長してもグリーンの割合が多い個体は珍しいので、高値で販売される傾向にあります。大きさは1.5m〜1.8mほどで、ペットショップでの価格相場は5,000円〜50,000円です。

2.ブルーイグアナ

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青みが強いグリーンイグアナの改良種がブルーイグアナです。鮮やかなブルーの体色が特徴。大きさや性格、飼い方はグリーンイグアナと変わりません。

グリーンイグアナよりも希少価値が高いので、5万円〜10万円程度で販売されています。

3.レッドイグアナ

レッドイグアナも、グリーンイグアナの改良種にあたります。大きさや性格、飼い方はグリーンイグアナと変わりません。

鮮やかな赤色やオレンジ色の体色が特徴で、中には茶褐色が強い個体も存在します。

ブルーイグアナよりは流通量が安定しているので、価格相場は8,000円〜50,000円ほどです。

4.コーンヘッドイグアナ

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頭の形がコーンのように伸びているイグアナがコーンヘッドイグアナです。体長は50cm〜60cmほどで、体型もスリム。小柄なイグアナを求めている方にはぴったりの品種です。

体色はグリーンで、頭と体にグレーの模様が見られます。尻尾が長いのが特徴です。

野生では木の上を好んで生活しているので、ケージ内は登り木を組み合わせたレイアウトにしてあげるとよいでしょう。価格相場は15,000円〜25,000円程度です。

5.サバクイグアナ

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アメリカ中部の砂漠地帯に生息しているのがサバクイグアナです。

サバクイグアナも体長が40cm程度なので、小柄なイグアナを飼いたいと考えている方におすすめできるでしょう。

頭と顔は丸みを帯びており、白・茶色・グレーなどが混ざった体色が特徴です。

基本的には草食ですが、コオロギを与えると食べることもあります。砂漠地帯に生息しているので、暑さと乾燥には強いといえます。

価格相場は10,000円〜25,000円です。

6.マダガスカルミツメイグアナ

マダガスカルミツメイグアナは、名前のとおりマダガスカルに生息しているイグアナです。頭上に第三の目といわれる「頭頂眼」があります。

頭頂眼では物は見れませんが、色や明るさは感じ取れます。普通の眼と同じように水晶体・硝子体・網膜・視細胞・視神経で構成されているからです。

マダガスカルミツメイグアナは、頭頂眼で太陽の位置を確認しているといわれています。体長は約25cmと小柄です。

15,000円~20,000円程度の価格で販売されています。

7.ハガクレカメレオンイグアナ

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カメレオンのような色彩豊かな体色をもつイグアナが、ハガクレカメレオンイグアナです。青・緑・赤・黄色などの色が混ざり合っていて、体長は50cm程度。

見た目だけではなく生態もカメレオンに似ており、左右の目を別々に動かせます。

他のイグアナに比べて活発で、動きが早いのが特徴。英名は「モンキーテールリザード」です。

飼い主に対してもフレンドリーなので、初心者でも飼いやすいイグアナです。流通量は安定しておらず、2万円〜3万円で販売されています。

8.グリーンバシリスク

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中央アメリカの熱帯雨林に生息しているイグアナが、グリーンバシリスクです。頭の大きなトサカと鮮やかなグリーンの体色が印象的で、爬虫類愛好家から人気を集めています。

体長は80cm程度なので、大きさは中型程度。背中や尻尾にも大きく広がった帆を持ちます。

足の皮膚にある「ふさ」を使って水面を走れるという特殊能力を持っており、別称は「キリストトカゲ」。

臆病で警戒心が強い性格なので、他のイグアナよりも距離を縮めるのに時間がかかるでしょう。

価格相場は1万円〜5万円程度です。

9.キタチャクワラ

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アメリカとメキシコの乾燥地帯に生息しているイグアナが、キタチャワクラです。体長は40cm程度で、丸くずっしりした体型が特徴。

敵から身を護ろうとするときは、さらに体を大きく膨らませます。

見た目は凶暴に見えますが、温厚な性格なので比較的接しやすいといえるでしょう。価格相場は2万円〜5万円程度です。

イグアナの飼育に必要なもの

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イグアナの飼育に必要なものを紹介します。

イグアナを迎え入れる前に購入し、環境を整えておきましょう。

ケージ

まずは、イグアナがくつろげる広さの飼育ケージを用意しましょう。登り木を設置できる高さのあるものが理想です。

幼体の頃は小さめの飼育ケージでも育てられますが、成長すると2m近くになる個体も存在します。個体の成長段階に合わせたケージを用意する必要があるでしょう。

特大サイズの飼育ケージは一般的なペットショップでは販売されていない場合が多いので、特注するか、自作するしかありません。

また、イグアナは、ケージの上から手を入れられると攻撃されていると思ってしまう可能性があります。側面が開くタイプのケージを選んだ方がよいでしょう。

登り木

野生のイグアナは木の上を好んで生活しているので、登り木は必ず用意してあげましょう。上下運動は運動不足やストレスの解消にもつながります。

枝のある大きな登り木を1本用意するか、数本を組み合わせてアスレチックのような環境を作ってあげるのもおすすめです。

水入れ

イグアナは水分をたっぷりとるので、大きめの水入れを用意しましょう。水浴びもできる、イグアナの体がつかるくらいの大きさ・深さのものが理想です。

水は糞などで汚れやすいので、こまめに交換してください。

また、個体によっては、動いている水しか飲まないタイプのイグアナも存在します。その場合はエアレーション(水槽に空気を送る道具)を使って水入れの水をブクブクさせる方法がおすすめです。

照明器具(紫外線ライト・バスキングライト)

イグアナの体に紫外線を当てる照明器具は必須です。紫外線が不足すると体内でビタミンを合成できず、疾患の原因になります。

また、イグアナが寒いときに暖をとれるように、バスキングライトでホットスポットを作りましょう。暖かい場所とそうでない場所を自由に行き来できるようにしてあげることが大切です。

床材

床材は必須ではありませんが、あると便利です。犬用のペットシーツや新聞紙などを敷いておきましょう。

糞や食べ残しの掃除がやりやすくなります。

イグアナはどんな餌を食べるの?

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イグアナの主食は野菜です。彩り豊かなものを好む傾向にあるので、色彩を整えてあげてください。

大根の葉・小松菜・水菜・人参・かぼちゃなどがおすすめです。個体によって食の好みが違うので、与えながら探っていきましょう。

また、野菜だけだと栄養が偏りがちなので、副食としてリンゴ・バナナなどの果物やイグアナ用の人工フードも与えて、バランスを取ってください。

与える際は、食べやすいように細かく刻みます。水やフルーツジュースなどでふやかす方法もおすすめです。

イグアナの飼い方のポイント

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イグアナの飼い方のポイントを5つ紹介します。

1.餌は1日に1回~2回与える
2.スキンシップは様子を見ながら行う
3.温度・湿度管理を徹底する
4.掃除はこまめに行う
5.温浴できる環境を用意する

上記の5つは最低限のお世話です。毎日欠かさず行うようにしましょう。

それぞれを詳しく解説していきます。

1.餌は1日に1回~2回与える

餌は、イグアナの様子を見ながら量を調節し、1日に1回〜2回与えるようにしましょう。

個体によって食事量は異なります。毎回食いつきを確認しながら「食べ切れるくらいの量」を与えるようにしてください。

残ってしまった場合は放置せず、すぐに取り除きましょう。

2.スキンシップは様子を見ながら行う

スキンシップは無理に行わず、様子を見ながら徐々に距離を縮めていきましょう。

イグアナは基本的には温厚な性格ですが、個体によっては警戒心が強い場合もあります。受け入れていないのに頻繁に触るなどしてストレスを与えると、嫌われてしまうかもしれません。

優しく話しかけながらゆっくりと触れ合うようにしましょう。慣れてくれば、抱っこをしたり散歩をしたりすることもできます。

ただし、発情期のオスは気性が荒くなっているので触れ合えません。無理に触ると怪我をする可能性があるので注意しましょう。

3.温度・湿度管理を徹底する

ケージ内の温度・湿度管理をしっかりと行い、イグアナが過ごしやすい環境を作ってあげましょう。

イグアナはもともと熱帯雨林や砂漠地帯で生息している生き物なので、日本の環境には適していません。ケージ内の温度・湿度をなるべく故郷に近づけてあげる必要があります。

日中は40℃前後、夜間は25℃前後が目安です。また、湿度は50%〜70%を保てるように調節しましょう。

天気の良い日は窓際などで日光浴させてあげると、イグアナの気分転換にもなるのでおすすめです。

4.掃除はこまめに行う

掃除はこまめに行い、ケージ内を清潔に保つようにしましょう。イグアナは排泄物が大きいので、放っておくとすぐに不衛生な環境になってしまいます。

不衛生な環境は、イグアナのストレスや病気の原因になります。また、イグアナがサルモネラ菌を保菌していた場合、人間に感染する可能性もあるでしょう。

イグアナも飼い主も健康に過ごせるように、定期的に掃除をして、ケージ内を綺麗に保ってください。

5.温浴できる環境を用意する

温浴はイグアナの健康状態に良い作用をもたらすので、温浴できる環境を用意してあげてください。

リラックス効果・洗浄効果・食欲増進効果などが期待できます。また、脱皮を促進してくれるので、脱皮不全の予防にもつながるでしょう。

30℃〜35℃くらいのぬるま湯が理想的です。時間は5分〜10分程度を目安にしてください。

ただし、温浴を嫌がる子もいるので、反応を見つつ無理には行わないようにしましょう。

イグアナの寿命とかかりやすい病気

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イグアナの寿命は、種類や個体によりますが、一般的には10年〜15年ほどだといわれています。

しかし、29年生きた個体も存在するので、きちんと健康管理をしっかりしていれば長い期間を一緒に過ごせる生き物です。

ここでは、イグアナがかかりやすい病気を5つ紹介します。

1.脱皮不全
2.代謝性骨疾患
3.内部寄生虫
4.外部寄生虫
5.外傷

普段から予防しておけば、イグアナの長生きにもつながるでしょう。それぞれの病気を詳しく解説していきます。

1.脱皮不全

イグアナは定期的に脱皮をしますが、脱皮がうまくいかず古い皮が残ってしまうことを「脱皮不全」と呼びます。放っておくと血行障害が起こり、細胞が壊死してしまう可能性も。

飼い主さんがピンセットを使って優しく手伝ってあげる方法もありますが、スムーズにいかない場合が多いといえます。難しいと感じたら無理に自分でやろうとせず、動物病院を受診しましょう。

温浴を定期的に行い、栄養バランスに気を付けることで予防できます。

2.代謝性骨疾患

ビタミン不足・紫外線不足によりカルシウムの濃度がうまく保てず、骨がもろくなってしまう病気が「代謝性骨疾患」です。うまく歩けなかったり、手足が腫れたりといった症状が見られます。

後遺症が残る恐れがあるので、疑わしいと感じたらすぐに動物病院を受診しましょう。

栄養バランスがとれた餌を与え、紫外線ライトをしっかりと照射することで予防できます。

3.内部寄生虫

健康管理をきちんと行っているにもかかわらずイグアナの体調が優れない場合は、「内部寄生虫」が疑われます。

寄生されても無症状のイグアナがほとんどですが、免疫力が低下していると症状にあらわれやすいといえるでしょう。

放っておくと消化器官が傷つけられたり、脱水症状を起こしたりする可能性があるので、動物病院を受診して駆虫してもらってください。

4.外部寄生虫

イグアナの外皮にすむダニなどの寄生虫が「外部寄生虫」です。ペットショップのケージや他の爬虫類から感染します。

ダニは、放っておくと二次症状を引き起こすのが特徴です。たとえばかゆみでイグアナが自分の顔や体を引っ搔いて、傷をつくってしまう場合もあるでしょう。

見つけたら直ちに動物病院を受診して、駆虫する必要があります。

5.外傷

イグアナを放し飼いしていると、家具などにぶつかって体に傷ができてしまったり、飼い主がイグアナの尻尾を踏んでしまったり、というような事故が起こる可能性があります。

イグアナは再生能力が強いので、自然治癒する場合がほとんどです。ただし、内部で炎症が起こっている場合は、自然治癒は難しいでしょう。

傷がなかなか治らないと感じたら、放置せずに動物病院を受診してください。

イグアナを飼うときの注意点

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イグアナを飼うときの注意点を4つ紹介します。

1.オス同士を多頭飼いしない
2.放し飼いをしているときは子供を近づけない
3.脱走には細心の注意を払う
4.診察可能な動物病院を探しておく

注意点を把握せずに飼育すると、大きな怪我や事故につながる可能性があります。しっかりと心得ておきましょう。

それぞれを詳しく解説していきます。

1.オス同士を多頭飼いしない

イグアナもオスは縄張り意識が強く、複数のオスを同じ空間で飼育すると争いが起きる可能性があります。オスの多頭飼いは避けてください。

オスとメスの見分け方を以下の表にまとめました。

オス メス
体長 やや大きい やや小さい
後頭部のコブ 2つある ないか、目立たない程度にある
喉部分のたるんだ皮膚 大きい 小さい

多頭飼いをするときは、メス同士かオス・メスの組み合わせで迎え入れましょう。

2.放し飼いをしているときは子供を近づけない

放し飼いをしているときは、小さな子どもとイグアナの接触を避けましょう。

幼い子はイグアナの感情がうまく読み取れず、嫌がっているのに触り続けたりして、イグアナにストレスを与えてしまうかもしれません。イグアナが鋭い歯や爪で子供を攻撃すると、大怪我につながります。

幼い子供はイグアナに近づけないようにしましょう。

3.脱走には細心の注意を払う

イグアナが脱走しないように、放し飼いをするときは戸締りをしっかりと行いましょう。ベランダや窓際での日光浴時も注意が必要です。

イグアナは、体長が2m近くになる個体も存在するので、脱走してしまうと大騒ぎになりかねません。実際に「脱走したイグアナが1ヶ月後に隣町で捕獲された」というニュースも過去にありました。

何よりも、脱走してしまうと温度・湿度の変化に耐えられず、イグアナが命を落としてしまう危険性もあります。脱走には細心の注意を払いましょう。

4.診察可能な動物病院を探しておく

イグアナを診察してくれる動物病院が近くにあるかどうか探しておきましょう。

イグアナの診察が可能な動物病院は少ないのが現状です。急を要するような病気にかかってしまったとき、動物病院の当てがないと困ってしまいます。

緊急事態に備えて、受診できる動物病院の目星をつけておきましょう。

Instagramの投稿からかわいいイグアナを紹介!

最後に、Instagramの投稿からかわいいイグアナを紹介します。イグアナの魅力を堪能してください。

サバクイグアナのさばくん

メンテナンス中のサバクイグアナのさばくん。
イグアナにしては小柄な体格がキュート!ですが、目はきりりとしていてかっこいい表情をうかべています。
可愛さとかっこよさの両方を兼ね備えていますね~!

グリーンイグアナのルビーちゃん

鮮やかなピンク色の体色が美しいルビーちゃん。
脱皮の瞬間を激写されてしまいましたね!
まるで「何見てんのよ」と言っているかのような表情がかわいらしいです。

グリーンイグアナのタマちゃん

ホットタオルでリラックスタイムのタマちゃん。何とも言えない表情がたまりません!
気持ちよさそうですね~!!
3枚目の、飼い主さんに撫でてもらって喜んでいる表情もキュートです。すごく人懐っこい子なんですね。

グリーンイグアナのオルフェちゃん

飼い主さんに抱っこされようとしているグリーンイグアナのオルフェちゃん。
少し威張っているようにも見える表情が最高にかわいいです!「えっへん」という言葉が聞こえてきそう。
飼い主さんと並ぶと、オルフェちゃんの立派な体格が際立ちますね〜!

かわいくて温厚なイグアナを家族に迎え入れてみよう!

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イグアナの種類や飼い方、寿命や餌、飼う際の注意点について詳しく解説しました。いかがだったでしょうか。

かっこいい見た目と親しみやすい性格で人気を集めているイグアナ。

しかし、体長が大きいので、飼うなら気を遣わなければいけない部分はたくさんあります。知識がないまま飼育してしまうと、怪我や事故の原因になってしまうかもしれません。

イグアナを飼いたいと考えている方は、本記事を参考にして、入念な準備を行ってから家族に迎え入れてくださいね。

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