江戸時代から栄えた宿場町、現在はベッドタウンの上尾市
上尾市は、東京都内から35キロ、埼玉県の南東部に位置しています。地理的条件が良いため、田園都市から工業都市を経て、住宅都市へと変化してきました。2013年に市制施行55周年を迎えており、人口は約227,000人(2016年3月時点)です。宿場町「上尾宿」として江戸時代からにぎわっている地域で、明治時代に鉄道が敷かれ上尾駅が開業し、現在も上尾駅を中心に市街地が広がっています。主要な交通機関は、高崎線と国道17号。その他は、市内循環バスやコミュニティバスなども走っており、交通の便は良く、住みやすい町といえます。
上尾市では「育児を応援する行政サービス」として「ママフレ」というサイトを立ち上げています。妊娠・出産・子育てを初めて行う、ママとパパのためのサイトでさまざまな情報が得られます。小さな子供がいる家族には、住みやすい町といえます。現在の上尾市は住宅都市ですが、本来は農業が盛んな地域です。緑も多く残っており、それを生かした総合公園が家族連れに人気です。「水と緑の調和」をテーマにした「上尾丸山公園」は、1978年に開園した歴史のある公園です。児童遊園地、バーベキュー場、自然学習館などがあり、ファミリーでも楽しめる施設です。
上尾さくらまつり、花しょうぶ祭り、奇祭・どろいんきょなど、祭事には事欠きません。特に「どろいんきょ」は、祇園祭りの一種ですが、泥だらけに神輿を転がすというもの。観光客も多く訪れるお祭りです。