江戸時代より栄えた奥の細道の宿場町と伝統の草加市
草加市は埼玉県南東部に位置し、東京都足立区、埼玉県川口市、越谷市、八潮市などと隣接し東部は中川が流れています。2016年2月時点の人口はおよそ247,000人で、特例市に指定されています。江戸時代より日光街道の宿場町として栄え、松尾芭蕉がおくのほそ道の中で記された「草加松原」は国指定名勝で、かつての宿場町の面影を残しています。全国的に有名な「草加せんべい」や、革製品やゆかたなどの伝統工芸なども今に伝えています。草加市内は住宅街が中心となって住みやすい街並みを作っています。市内北東部にはそうか公園があり、桜などの四季折々の自然が楽しめる憩いの場となっていて、休日には家族連れが多くにぎわいをみせています。
市内は日光街道である国道4号線が南北に縦断し、北部には外環自動車道と高架下の国道298号が走っているので、東西南北への車のアクセスが便利です。また、日光街道と並行して東武伊勢崎線が走り、東京地下鉄日比谷線へは半蔵門線、東急田園都市線と相互直通運転も行うようになったので都心へのアクセスが向上し、ますます住みやすくなりました。草加市内には駅が谷塚駅、草加駅、松原団地駅、新田駅があり、中心となる草加駅では駅前に商業ビルやショッピングモール、市役所などが集まっています。
このように、草加市は子育て世代や都心へ通勤通学をする世帯にとって住みやすい環境が整っています。