ルームシェアで失敗・成功した体験談!メリットやデメリット、注意点を解説の画像01

今回はルームシェアで失敗・成功した体験談をご紹介します。
メリットやデメリット、注意点まで詳しく解説するので、ぜひ最後までご覧ください。

ルームシェアに適した間取りもご紹介します!
共同生活が気になっている方は、ぜひチェックしてみてくださいね!

ルームシェアで失敗・成功した体験談

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最初にルームシェアに関する体験談をご紹介するので、参考にしてみてください。

実際の体験談はこちらです。

一軒家で、大学の同級生達と住んでいました。
困ったときに助け合えて、食費や光熱費を抑えられた点がよかったですね
全体的には楽しかったのですが、恋愛に関するトラブルが生じたことも……
男女混合で住んでいたので、トイレやお風呂、着替えで気を使うことが多数ありました。 なおぽん・学生・東京都・20代・男性

2LDKで友人とルームシェアをしました。
経済的な負担が軽減され、新しい友人や文化を知る機会を得た点では成功といえます。
ただし、生活習慣・価値観の不一致やコミュニケーション不足から、意見の対立が起こることもありました
相性の合うルームメイトを選ぶことが、共同生活を円滑に進めるカギとなりますぺら・会社員・静岡県・20代・男性

六畳1Kのアパートで女友達とルームシェアをしましたが、部屋が狭すぎてプライバシーがほとんど守られなかったため失敗です
ルームメイトが起きると、物音や電気で起こされて寝不足になりました。 ミニマム・アルバイト・東京都・20代・女性

アパートで大学時代の同級生と暮らしました。
体調を崩したときにケアしてもらえましたし、防犯面でも心強かったです
同じ空間で過ごすことで価値観を共有でき、以前よりも仲が深まったので成功といえます
電気代とガス代、水道代を折半していたので、お互いの使い方で喧嘩になったことはありましたよ。 3色団子・学生・愛知県・20代・女性

3LDKの賃貸マンションでルームシェアをしましたが、物音や匂いが気になったので失敗といえます
共用の冷蔵庫で冷やしていたビールが無くなったり、分担して備品を管理・購入しないといけなかったりした点が面倒でしたね
コミュニケーションを取りながらバランスよく生活する必要があるので、自分は結構しんどかったです。 P3・派遣社員・滋賀県・30代・男性

古い2DKのアパートで女友達と暮らしました。
友人と生活リズムがまったく合いませんでした……。
気を使いながら生活して、非常に疲れたので失敗です
急に彼氏を呼ばれ、私はすっぴんの酷い状態だったので喧嘩になりました。
安易に始めるのではなく、生活リズムやルールなど細かいことまで最初に決めてから始めたほうがよいですハリネズミ・アルバイト・東京都・20代・女性

そもそもルームシェアとは

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ルームシェアの体験談をご紹介しましたが、そもそもルームシェアとは何なのでしょうか。
友達や他人とひとつの賃貸物件に住むことを、ルームシェアと呼びます

一般的に、親や恋人と住む場合はルームシェアとはいいません。
同居人は「ルームメイト」または「シェアメイト」と呼び、家賃や水道光熱費などを負担し合いながら暮らします。

同棲・シェアハウスとの違い

ルームシェアと似たスタイルとして、同棲やシェアハウスがあります。
それぞれの違いを表にまとめました。

同居人 運営会社や管理会社の介在
ルームシェア 友人や他人 なし
シェアハウス 友人や他人 あり
同棲 恋人 なし

同棲は、婚姻関係にないカップルが二人で暮らしている状態のこと
シェアハウスは、ひとつの賃貸物件に複数人で住む居住スタイルを指します。
「運営会社や管理会社が介在するか」という点が、ルームシェアとシェアハウスの違いです

シェアハウスは運営会社が介在するため、ルールがあらかじめ定められています。
また、運営会社が入居者の募集・審査を行うので、自分でルームメイトを選べません。

シェアハウスについては、こちらの記事もチェックしてみてくださいね。

ルームシェアのメリット

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ルームシェアのメリットをご紹介します。
・家賃や生活費を節約できる
・家事の負担を減らせる
・病気やケガのときでも安心できる
・防犯対策になる

物件を賃貸するには、敷金・礼金といった初期費用や月々の家賃・生活費が必要です。
金銭面で同居人と協力できれば、一人暮らしするときよりも好条件の物件を選びやすいですね

掃除や洗濯、食事などの家事を分担すれば、苦手な家事をする必要がありません。
「どうしても掃除が苦手……」という方は「掃除を任せる分、食事は任せてほしい」のように、分担範囲を交渉してみましょう。

一人暮らしをしていると、病気やケガといったトラブルに一人で対応しなければいけません。
仕事や恋愛で困ったときに、相談相手がいる点も嬉しいポイントです。

さらに、複数人で住むことで家を空ける時間が減るため、空き巣に狙われる可能性を下げられます

ルームシェアのデメリット

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ルームシェアのデメリットは、以下の通りです。

・トラブルが発生しやすい
・プライベートの確保が難しい
・自分のペースが乱されることがある

お金の支払い方法や家事の分担、家具の使い方について最初にルールを決めておかないと、後々トラブルに発展しやすいです
ひとつの物件を共有しているので、プライベートの確保が難しい点がデメリットのひとつ。

「好きなタイミングでお風呂が使えない」や「友達や恋人を呼びづらい」のように、自分のペースを乱されることもあります。

ルームシェアの注意点6つ

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ルームシェアをするときに意識したい注意点は6つあります。

・最初にルールを決めておく
・ルームシェア不可の物件は多い
・全員で内見に行く
・共有スペースの使い方を決めておく
・退去時を想定しておく
・緊急連絡先を確認しておく

なぜ注意すべきなのか、1つずつ解説していきましょう。

最初にルールを決めておく

ルームシェアを始める前に、生活にまつわるルールを決めておいてください
定めておくべきルールの例を、いくつかご紹介します。

・お金の管理方法
・共有スペースの使い方
・家事の分担方法
・友達や恋人の宿泊可否
・喫煙する場所と時間
・食べ物の使い方
・ルームシェアをする期間
・ルームシェアを解消する場合の申告期限

ささいな事でも、積み重なると不満の原因になります。「言った・言わない」で認識違いが起きないように、書面でルールを明確化しておくと安心です。

ルームシェア不可の物件は多い

ルームシェア不可の物件は多いので、物件探しに時間がかかる可能性があります

家族や兄弟、恋人と二人で住むことを認めている物件は「二人入居可」と記載されます。
二人入居可の物件でも、ルームシェアできるとは限らないので注意が必要ですよ

「ルームシェアできる広さの間取り」を条件にして探すと、ファミリー向けの物件が候補に挙がりやすいです。
ファミリー向け物件では、夜は静かに過ごさないと迷惑になったり、子どもの泣き声が聞こえたりする点を考慮しておきましょう。

なお「ニフティ不動産」ならば「ルームシェア可」の条件で絞って物件を探せます。
「ルームシェアできる物件を探すのが大変……」と困っている方は、ぜひご活用ください。

全員で内見に行く

トラブルを防ぐには、ルームメイト全員が納得できる物件を探すことが重要です
契約段階になってから「もっとキッチンの広い物件がよかった」などの意見が出た場合、契約までにかかった時間が無駄になってしまいます。

そのため、内見は全員で行くのがおすすめです
内見までに、譲れない条件や内見で見ておきたいポイントを話し合っておくと、物件探しがスムーズに進みます。

共有スペースの使い方を決めておく

共有スペースが汚れていると、気持ちよく生活を送れません。
以下の箇所は、特に清潔な状態を維持する必要があります。

・玄関
・キッチン
・リビング
・洗面所
・お風呂
・トイレ

お風呂に入って、他人の髪の毛が散らかっていると不快ですよね。
「使った後の食器を出しっ放しにしている」や「キッチンの換気が不十分」など、毎日の小さなストレスは大きなトラブルに発展します

退去時を想定しておく

退去時はトラブルになりやすいので、以下のようなルールを設けるとよいでしょう

・退去時はどれくらい前に連絡するのか
・急な退去の際にペナルティを設けるか
・月の途中で退去するときの家賃の支払い方法

退去者が出る際は「新しくルームメイトを探す」または「新しい住居を探す」など、残されるルームメイトは今後の対応を決めなければいけません。

緊急連絡先を確認しておく

家賃滞納や急病といった事態に備えて、ルームメイトの緊急連絡先を確認しておく必要があります

親や兄弟の電話番号・住所を控えるケースが一般的です。
ルームメイトが外国人ならば、特に母国の家族との連絡方法をきちんと把握しておきましょう。

ルームシェアが向いている人

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ルームシェアが向いている人の特徴をピックアップしました。

・家賃を節約したい学生
・友達と一緒に過ごしたい人
・人とコミュニケーションを取ることが好きな人
・異なる考え方を受け入れられる人
・一人で暮らすのが不安な人

家賃や生活費を節約できるので、経済的に余裕のない学生におすすめです。

育った環境が違う他人と同じ建物で共同生活するには、相手の考えを認めて譲歩する姿勢が求められます
「絶対にこだわりを曲げたくない」や「几帳面なので少しの物音でもストレスになる」といった方は、ルームシェアを苦痛に感じるかもしれません。

ルームシェアに適した間取り

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ルームシェアするための物件を探すときは、以下のポイントに注目してみてください。

・ルームメイト分の個室を確保できるか
・お風呂とトイレは別々か
・共有スペースの広さは十分か

プライバシーを守るために、それぞれの個室を確保しましょう
ルームメイト分の個室を設けることを考慮すると、2LDK以上の物件が向いています。

お風呂とトイレが一緒になっていると、同居人がお風呂に入るタイミングでトイレを使用できません
また、複数人で生活をすると、食器や洗濯物の量が多くなります。
キッチンやベランダといった共有スペースがせまいと、家事に支障をきたすので注意が必要です

プライベートを重視したいときは、リビングを経由せずに玄関から個室に直行できる間取りがおすすめ。
コミュニケーションを取りやすい間取りを目指すならば、各個室がリビングに面しているほうがよいですね。

ルームシェアに関してよくある質問

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ルームシェアに関して、よくある質問を3つピックアップします。

・友達とのルームシェアでどのようなトラブルが発生する?
・賃貸物件で途中からルームシェアできる?
・兄弟・姉妹でルームシェアできる?

ルームシェアを検討している方は、参考にしてみてください。

友達とのルームシェアでどのようなトラブルが発生する?

友達とのルームシェアにおけるトラブルの例をご紹介します。

・無断で服やカバンを借りられた
・強引に女子会に誘われた
・SNSで勝手に写真を載せられた
・柔軟剤や香水の匂いが不快
・ルームメイト同士でカップルになっていて気まずくなった

トラブルを防止するには、価値観の合うルームメイトを見つけることが大切です。
また、最初にルールを決めておくと「相手や自分にとって不快に感じること」を把握できます。

賃貸物件で途中からルームシェアできる?

途中から勝手にルームシェアを始めると、契約違反となるので注意してください
ルームシェアをしたいときは、必ず不動産会社に申告しなければいけません

「こっそり住んでいたらバレないのでは?」と思うかもしれませんが、他の住人から通報されて大家さんに気付かれることも。
違反が判明したときは、ペナルティとして強制退去になる可能性があります。

兄弟・姉妹でルームシェアできる?

兄弟・姉妹でのルームシェアは可能です
血縁関係があるほうが、友達同士のルームシェアよりも入居審査に通りやすいというメリットもあります

さらに、友達よりも言いたいことを伝えやすく、困ったときに頼りやすいです。
距離が近い分、ささいなことからケンカに発展しやすいという面もありますね。

身内とのルームシェアでも、ルールを決めて不満は早めに伝えることが、お互いに気持ちよく過ごす秘訣です。
トラブルになったときは、他の兄弟・姉妹を交えて話し合うとスムーズに解決できます。

ルームシェアはルールを決めてから始めよう

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今回はルームシェアで失敗・成功した体験談や、メリット・デメリットをご紹介しました。

ルームメイトと協力すれば、家事や生活費の負担を削減できる点がルームシェアのメリットです。
ただし、価値観の不一致から同居人とトラブルに発展するケースもあります。

快適に共同生活を送るには、最初にルールを決めておくことが大切です。

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