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こちらでは内見を不動産屋と行くメリットから、当日の流れやおすすめの時間帯、チェックポイントなど詳しくご紹介します。
内見を予定している方はもちろん、これから新居を探したいと考えている方もぜひ参考にしてくださいね。



内見に役立つチェックリストもあるよ!
この記事を有効活用して、理想の物件を見つけよう!

内見の当日の流れを解説

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内見とは、賃貸物件を現地に見に行くことを指します。主に気になった物件が見つかった際には、不動産会社に空き状況を確認し、まだ空いていれば実際に見に行く流れになるでしょう。

内見(ないけん)と内覧(ないらん)の違いとは?

内見と内覧ではどのような違いがあるのでしょうか?

恐らく、内見と内覧を同じ意味合いで使っている方は多いと思います。不動産屋で「内覧をしたいのですが」と伝えても、意味は伝わるでしょう。

ただ、厳密には業界内では「内見」と「内覧」はそれぞれ別の意味として使われています。

・内見とは、気になる物件を現地に見に行くこと
・内覧とは、新築物件の完成を確認すること

賃貸物件を現地で確認することを内見、新築物件で完成後に状況を確認することを内覧と言います。

知っておくと、正しく不動産屋さんに自分の要望を伝えられますね。

内見の当日の流れや、やることは?

内見当日の流れや、実際にやることは以下の通りです。

① 不動産屋や待ち合わせ場所に足を運ぶ
② 希望条件の再確認
③ 担当者と現地に向かう
④ 物件の確認(大家が立ち合いのケース有・居住中の物件は外見)
⑤ 問題がなければ契約手続きに進む(後日でもOK)

事前に希望条件等を伝えていても、改めて条件に認識の相違がないか確認する必要がありますので、担当者と打ち合わせをした後、内見に向かうことになるでしょう。

また、大家さんが立ち合う場合があったり、まだ入居者がいる物件では外見になったりすることも覚えておいてください。

後程お伝えする、内見時に確認すべきポイントも併せて見ておくと、入居後のトラブルが発生する確率も低くなるでしょう。

CHECK
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内見の予約は何日前?おすすめの時間帯・1日の件数・平均時間

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内見の予約はいつがいいのでしょうか?

当日でも内見できる場合はありますが、不動産会社に鍵がないケース(物件を管理している不動産会社が別の場合は鍵の手配等が必要になることがあります)や、他の内見希望者とタイミングが鉢合わせてしまうこともあります。

ただしあまりにも早く予約をしても当日まで物件が残っている保証もありません。

それらを踏まえ、予約のタイミングは内見したい日から1週間前から2日前辺りを目安にすると良いでしょう。

予約をするタイミング以外にも注意点はあります。それは内見する時間帯や、1日に何件見て回るかです。

どれくらいの時間に内見をするのが良いのか、1日に何件物件をはしごするかなど、詳しくお伝えします。

内見のおすすめ時間帯は何時まで?

内見におすすめの時間帯ですが、陽当たりの関係から、なるべく早い時間帯から動き出したほうがいいのは明らかでしょう。

理想は午前中です。他の内見希望者もいない可能性が高くなりますし、陽当たりもよく電気がつかなくても部屋の隅々までしっかりとチェックできます。

平日・休日問わず遅くとも日が出ている夕方前までには内見を済ませておくべきと言えるでしょう。

内見にかかる時間はどれくらい?1日に何件予約入れる?

内見を1日に何件も予定している方は、どれくらい内見に時間がかかるのか気になるのではないでしょうか。

移動時間や室内をどれだけ入念に見るかにもよりますが、一般的には1部屋あたり30分から1時間程度で内見は済ませられます。同じ不動産屋から複数の物件を紹介してもらえば、その日だけで最大6〜7件見て回ることも可能でしょう。

ただ、1日に予約を入れる件数は絞ったほうがいい傾向にあります。物件をたくさん見ていると、内見をしている方自身が条件を見失う可能性が高く、結局決まらなくなってしまうからです。

時間に余裕があったとしても、1日にはしごする件数は3件程度に留めておくべきでしょう。

内見で持参すると便利な持ち物リストと当日のおすすめ服装

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ここでは内見時に持っていくと便利な持ち物を紹介します。

①図面のコピーとペン
②スマホ
③メジャー
④スリッパか替えの靴下


上記4点に加えて、あったほうが良い印鑑とおすすめの服装を見ていきましょう。

内見持ち物①図面のコピーとペン

内見時に図面は不動産会社の方が用意してくれますが、図面のコピーも頼めば用意してもらえます。

コピーがあると図面に書かれていない点や、図面と実際に見た感覚の違いを自由に書き込めますので、図面に書き込む用のボールペンを持参していきましょう。

物件にもよりますが、中にはドアが図面に書かれていなかったり、内開きか外開きか分からなかったりすることもあります。

実際に引っ越すとなった時、手持ちの家具の配置を考えるのに物件の詳細は記録しておくと安心。ボールペンなどの筆記用具を忘れずに用意しておきましょう。

内見持ち物②スマホ

スマホは、内見時には予想外に活躍してくれます。

物件の床の傾きを細かく計測できるアプリや、周辺施設や駅までの距離を測れるマップアプリ、方位を調べるためのコンパスアプリなど、役立つツールがいっぱい入っています。

遅い時間には懐中電灯代わりになり、室内の写真や動画の撮影もできます。
スマホは内見の必須アイテムと言えるでしょう。

内見持ち物③メジャー

内見では室内の様々なスペースを測っておくのも後々便利になるので、メジャーを持っていきましょう。

スマホで起動できるメジャーアプリがありますが、さっと採寸したい時に取り出せるほうが便利なので、物理的なメジャーがあるとよいでしょう。また、「レーザー距離計」という、レーザーの反射を使ってすばやく距離を計測できるツールもあります。5,000円程度で打っていますので、チェックしてみるのもよいかもしれません。

計測する場所は、まず部屋の縦横。ここを測っておくと、いざ引っ越しを決めた時、家具の配置を考えるのに便利です。

また、通路やドアが普通より狭く・小さく感じる場合も、測っておくと安心。家電や大型家具の搬入に影響があるからです。

洗濯機や冷蔵庫置き場など、大型家電の設置場所も必ず採寸しましょう。
採寸する場所を絞っておくと無駄に時間がかからずに済むでしょう。

採寸した内容を図面のコピーに書き込んでおけば後で見直すこともできますので、図面・ペンと併せてメジャーを活用してみてください。

忘れてしまった場合には、不動産会社によっては貸してもらえることもありますので、内見の担当者に確認してみましょう。

内見持ち物④スリッパか替えの靴下

内見に行く物件が、前入居者の退去からあまり時間が経過していないと、清掃前で床が多少なりとも汚れていることがあります。

内見後に靴下の裏を見ると真っ黒になっていたという方も少なくはありません。

そのため、汚れが気になる方は内見用にスリッパや替えの靴下を用意しておくといいでしょう

不動産屋によってはスリッパを貸してもらえることもありますが、必ずとは言い切れませんので、気になる人は持参すると安心です。

内見当日に契約するならあった方が良い持ち物

内見した物件が非常に魅力的で、そのつもりではなくとも内見終了直後に契約したいと感じる方も少なくはありません。

当日の契約も踏まえて、印鑑だけは持参しておきましょう。

認印でも問題ないケースが多く、その場で契約申し込みが済めば審査の合否通達までの時間を短縮できるメリットがあります。

審査通過後は頭金を支払えば本契約となりますので、特に引越しまでのスケジュールに余裕がない方は印鑑の用意を忘れないようにしましょう。

内見当日のおすすめの服装

内見はたとえ一件しかしなかったとしても、予想以上に疲れるものです。

そのため、なるべく疲れない、楽な服装をして内見に臨みましょう

何件もはしごするのであれば、服に加えて靴にも注意してください。

いくつかの物件を見るために歩き回るため、歩きにくい靴は必要以上に疲れる原因となります

また、脱ぎやすく履きやすい靴のほうが内見もスムーズに進みますので覚えておきましょう。

【内見チェックリスト】何を見るのがコツ?確認ポイントは?

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内見の経験があまりないと、物件のどこを見るべきなのか、確認すべきポイントがわからない方も多いのではないでしょうか。

以下の表は、内見時に見るべきチェックリストです。確認すべきポイントは順を追ってチェックしていきましょう。

場所 チェック内容
玄関周り シューズボックスの有無
扉の立て付け
ポストの防犯性
一定の広さがあるか
室内 陽当たり
外部の騒音・生活音
傷や汚れ・破損のチェック
傾きの確認
カビの有無
下水の臭いはしないか
キッチン周りの広さ
収納スペースは足りるか
コンセント・テレビアンテナの場所
ネット環境の状況
家電置き場の広さ
ベランダの広さと防犯性
バス・トイレの換気設備
共有部分 宅配ボックスの有無
オートロックなどの防犯性
ゴミ捨て場の位置・美化状況
駐車場・駐輪場の有無
周辺環境 駅までの距離
商業施設の有無
治安の良さ


確認点は多いですが、玄関周りから室内、共有部分に周辺環境と、順番に見ていけば見落とす可能性を下げられます

特に室内は多くのチェックポイントがありますので、念を入れて確認してください。

内見で気になった物件は沢山撮影しておこう

内見に足を運んで、気になった物件があっても他に内見予定があると、即決できないケースが多いのではないでしょうか。

そうした際には、必ず気になった物件の室内や魅力的に感じたポイントを撮影しておきましょう。

不動産会社の担当者が同行していると、写真や動画の撮影をするのに気が引ける方もいるかもしれませんが、内見の担当者から撮影を止められるケースはまずありません。

それだけ積極的に入居を考えているということになりますので、遠慮は不要です。気になった物件はたくさん撮影しておきましょう。

後で他の物件と比較する材料にもなるので、迷ったときも便利です。

内見で鍵の種類をチェックする必要はない

内見では鍵の数や種類を率先して確認する方も多いのではないでしょうか。防犯性を考えると、確かに鍵は非常に重要なポイントと言えます。

しかし、内見時に鍵の種類をチェックする必要はありません。契約時に鍵の交換を申し出ることができますので、防犯性を重視するのであれば内見時と違う鍵を取り付けてもらいましょう。

もし鍵の種類を選択できるなら、防犯性が高いディンプルシリンダー錠を取り付けるのがおすすめです。

また、鍵の数は多いほうが防犯性は高まりますので、防犯面が気になる方は2つの鍵の取り付けを検討しましょう。

最近ではスマートロックでピッキング対策も可能ですので、以下リンク先も参考にしてみてください。

<関連記事>ディンプルキーはピッキング対策に有効!
<関連記事>スマートロックでスマホが玄関のドア鍵に?!

内見でチェックしたい設備は他にも沢山

内見でチェックしたい設備は他にもたくさんあります。自身の必要性やこだわりに応じてチェックしたい設備を追加してみてください。

特に1人暮らしの方は宅配ボックスがあると非常に便利だと言えますし、浴室乾燥機付きの物件を重視する女性も多いのではないでしょうか。

それぞれ、リンク先で特徴やメリット・デメリットを紹介していますので、宅配ボックスと浴室乾燥機の魅力に触れてから内見に向かってみてはいかがでしょうか。

<関連記事>宅配ボックスは一人暮らしの最強の味方
<関連記事>浴室乾燥機ありの賃貸物件のメリットとデメリット

内見だけで契約しないのは可能?1人で行くべき?よくある疑問

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内見に行ったことがない方からすれば、内見に対する些細な疑問も多少なりとも浮かぶのではないでしょうか。

・内見したらすぐ契約しなければいけないのか?
・家族や彼氏に付き添ってもらいたいけど、1人で行くべきなのか?
・内見の予約は当日キャンセルできるのか?

上記は内見における代表的な疑問と言えるでしょう。

これらの疑問を解消できるよう、内見時の注意点をまとめてみましたので、参考にしてから内見に足を運びましょう。

内見だけで契約しなくてもいいの?

内見はあくまで、物件の確認であり、自身の希望する条件に合致しているかどうかを見極める時間ですので、内見だけで契約しなくてもまったく問題はありません

内見した物件を必ず契約しなければならないとなると、複数の物件を比較することもできなくなってしまいますので、気負わずに物件を吟味してください。

また、基本的に不動産会社の方も契約を強要してくることはありません。手間と時間をかけてもらっていることから、契約しないと申し訳ない気持ちが生まれることもありますが、内見は自身の新居を決める大事な時間です。

担当者に気を遣って契約したりせず、しっかりと物件を見極めてから内見後の返事をしましょう。

内見の予約を当日キャンセルできる?

内見の予約を当日キャンセルできるかどうかは、不動産会社の方針にもよる部分がありますが、基本的には可能だと考えて問題はないでしょう。

複数の内見予約を入れていた場合、1件目の内見で即決したくなるケースも皆無ではありません。そのため、その後の内見予約をキャンセルするケースも考えられるでしょう。

不動産会社によっては当日、予約をした物件だけはすべて見てもらうよう伝えられることもありますが、基本的には都合がつかなくなった場合も含め、内見予約の当日キャンセルはできますので安心してください。

ただし、都合がつかなくなった場合には必ず電話で連絡を入れるマナーは忘れないようにしましょう。

内見は1人で行くべき?付き添いに両親や彼氏はだめ?

内見は1人で行くべきだと考えている方も多くいますが、1人暮らし用物件であったとしても両親や家族、彼氏など第三者に付き添ってもらっても問題はありません

不動産屋での物件紹介から、現地への内見、その後の契約手続きなどもすべて付き添いの方がいても滞りなく進められますので、血縁者ではなく友人に付き添ってもらうことも可能です。

1人暮らしだから内見も1人で行かなければいけないと決まっているわけではありませんので、不安な方は両親や恋人などに付き添いを頼んでみてはいかがでしょうか。

内見で不動産屋を複数掛け持ちしてるけど…大丈夫?

内見では1つの不動産屋だけではなく、複数の不動産屋を行き来して物件を見定めたいと考えている方もいるのではないでしょうか。

複数の不動産屋を掛け持ちして内見予約をしていても、実際に内見していても特に問題はありません。

不動産屋同士はライバルと言えますので、複数の不動産屋を掛け持ちしていると悪いことをしている気持ちになるケースも考えられますが、不動産屋からは理解を得られるでしょう。

あくまで不動産屋は自社で契約してほしいと考えますが、理想的な物件を見つけるために複数の不動産屋を掛け持ちしている方は少なくありませんので、妥協せずに物件を探しましょう。

内見に行く前に、ニフティ不動産で賃貸物件探し♪

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内見に行く前に、物件を探している方はニフティ不動産を利用して賃貸物件を見つけてみてはいかがでしょうか。

ニフティ不動産での物件探しには、様々なメリットがあります。

① ニフティは掲載物件数業界最大級

ニフティ不動産の掲載物件数は、実に1000万件以上。

業界最大級の掲載数を誇っています。

希望する条件に合致する賃貸物件が見つかりやすく、多くの物件から新居を決めたい方にはピッタリの不動産情報サイトと言えるでしょう。

② こだわり条件の種類が多い!

内見する賃貸物件を探す際に、様々な条件からこだわって物件を見つけたいと考える方も多いのではないでしょうか。

その点、ニフティ不動産は様々な条件に沿った物件を見つけやすく、そのこだわり条件数も業界最大級。

室内の設備に絞って条件を見ても、画像のようにスマホ画面に入りきらないほどこだわることが可能です。

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内見する物件の条件にこだわりたい方は、ニフティ不動産を使えば理想的な物件に出会える可能性が高くなるのではないでしょうか。

③ アプリで楽々物件検索

物件数が多いニフティ不動産は、アプリでもすべての掲載物件を閲覧できます。

条件に沿った物件を、ブラウザを開くことなく隙間時間に検索できるので、物件選びの手間と時間が大幅に短縮されるでしょう。

物件の掲載数やこだわり条件数に加えて、アプリの手軽さがあることから内見先を探している方の強い味方になってくれるニフティ不動産。

ぜひニフティ不動産を利用して、内見先を見つけてみてください。

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