同棲の初期費用と月々の生活費目安 賃貸物件探しで節約&トラブル回避の画像01

また、同棲生活に合った間取りや設備を学ぶことで、2人に起こるトラブルを事前に回避できますよ。
ここでは同棲にかかる費用の節約法も合わせてご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。



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【同棲の生活費】月々の生活費用平均を計算 費用負担はどっちが分担?

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同棲の費用として、気になるのは生活費。まずはカップルが1ヶ月暮らすのに必要な生活費について考えてみましょう。
同棲カップルの生活費は2人の年齢や収入、ライフスタイルによってさまざま。
生活費として必要な項目やその目安額をシミュレーションしながら、実際に毎月いくらかかるのかを計算してみるのがおすすめです!

毎月の生活費にかかる項目
最低限必要な項目 ・家賃
・共益費
・光熱費(電気・ガス・水道代)
・生活用品(消耗品)
カップルによって違う項目 ・食費
・交際費
・娯楽代
・通信費(ネット・スマホ)
・車の維持費(ローン含む)

このなかで金額的に大きいのは家賃と食費。
どんな家に住むのか、どれくらい自炊するのかによって、毎月の生活費は大きく変わってきます。
また、車の維持費(ローン)も月々の負担としては大きいので、二人の生活環境やライフスタイルによって車を持つ・持たないを検討してみるのも◎。

同棲でかかる月々の生活費用をシミュレーション 東京都内の場合

同棲でかかる1ヶ月の生活費がいくらになるのか、全国家賃管理ビジネス協会および総務省統計局のデータを元に、以下の条件でシミュレーションしてみました。

前提条件
・東京都内に住むカップル
・2部屋ある物件に住む
・車はなし

項目 費用
家賃 88,833円
共益費(家賃5%) 4,441円
光熱費(ガス・電気・水道代) 28,292円
食費 71,244円
生活用品(雑貨・日用品) 9,376円
通信費(スマホ・ネット) 13,304円
1ヶ月の総額 215,490円

費用参考
【家賃】…全国賃貸管理ビジネス協会「全国平均家賃による間取り別資料の推移」
【生活費】…総務省統計局「家計調査」(※)
※生活費については引用元が「2名以上の家庭の収支」なので、子連れファミリーなども含まれています。

同棲カップルなら、食費や光熱費などの生活費全般を工夫次第でもっと安く抑えられるのではないでしょうか。

また二人の生活を続ける上では、以下の費用も必要となります。
・賃貸契約の更新料、火災保険料(数年に1回支払うため、月々積み立てる)
・デート費用などの交際費、交通費
・娯楽費、それぞれ趣味に使うお小遣い
・将来結婚を考えているなら、挙式やマイホーム購入のための貯金 など

同棲でかかる月々の費用負担 彼氏持ち?彼女持ち?それとも分担?

同棲中の生活費はどのように負担するとよいのでしょう。
ここで大切なのは、お互いの経済状況に応じて負担金額を決めること!
学生同士のカップルなら単純に折半でよいかもしれませんが、彼氏が社会人で彼女が学生だったり、同じ社会人でも収入差があったりと、経済状況はカップルによって異なります。
どちらかの負担が大きくなりすぎないよう、バランスをみて分担しましょう。

よくある分担方法は…
・共通の財布や銀行口座を作って、毎月一定額をそこに入れる
・あらかじめ支払う項目ごとに担当を決めておく

同棲の毎月の生活費を節約!やりくりして抑える3つの方法

同棲カップルの生活費はどうやったら節約できるのでしょう。
ここでは固定費(食費・通信費・光熱費)を抑えるやりくりのポイントを3つまとめました。

①食費の節約は自炊にあり!

自炊を増やす、お弁当や水筒を持参する、外食は控えて中食・宅飲みにするなどの工夫で、食費はグッと節約できます。
また、コンビニではなくスーパーの特売日や値引き品を利用するのも効果的です。

②通信会社を見直す

格安SIMに変更するなど、通信費用を見直してみましょう。
また通信会社によっては、同棲カップルでも家族割引が適用される場合も。

③生活リズムを合わせて光熱費を節約

食事や家にいる時間帯を合わせるだけでも、光熱費を節約することができます。
生活リズムを調整して、電気・ガス・水道の使用回数や時間をなるべく減らしましょう。

【同棲の初期費用】同棲開始時の平均総額 賃貸物件契約・引っ越し・家具家電<

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同棲の費用で、もっとも大きな負担は同棲開始時にかかる初期費用!
賃貸契約にかかる費用や引越し費用、新生活に必要なものの購入費を合わせると、初期費用の全容が見えてきます。

項目 費用目安
敷金 家賃1ヶ月分
礼金 家賃1ヶ月分
家賃先払い 家賃1ヶ月分+日割り家賃
共益費・管理費先払い 1ヶ月分+日割り料金
不動産屋への仲介手数料 家賃1ヶ月分
保険料(火災) 約2万円
鍵の交換費用 約1万5千円
引っ越し費用 4~8万円(※)
家具(ベッドなど) 約5万円
電化製品(冷蔵庫など) 約10万円
日用品・雑貨 約1万5千円

(※)…引っ越し先の距離によって異なる

同棲を始めるための初期費用は、この表からも分かるように「家賃の額」によって大きく変わります。
ここでは敷金礼金を家賃の1ヶ月分としていますが、敷金礼金なしの物件もあれば、比較的新しい物件だと家賃の2ヶ月分になる場合も。

家賃ごとに初期費用が具体的にいくらになるのか、以下の条件で計算してみました。
初期費用の目安として、ぜひ参考にしてください。
▼条件
・引っ越し業者は使わない
・家具や家電を全て新たに購入する
・日割り家賃がかからない日程で入居する

家賃(共益費込み) 同棲を始める初期費用
5万円 40万円
6万円 44万円
7万円 48万円
8万円 52万円
9万円 56万円
10万円 60万円
11万円 64万円
12万円 68万円

同棲の初期費用を抑える方法は?

同棲の初期費用は家賃の額に応じて、少なくとも40万~50万円はかかります。
貯金のないカップルにとって、この額はなかなか大きいですよね。
そこで、同棲の初期費用を安く抑える節約法についてまとめました。

①フリーレントの賃貸物件を探す

フリーレントの賃貸物件とは、入居後一定期間は家賃が発生しない物件のこと。
「フリーレント1ヶ月」「フリーレント2ヶ月」などの物件を選べば、その間の家賃が無料になるので、初期費用を抑えられます。
ただフリーレントには「契約縛り」があり、決められた年数以上住まないと違約金が発生するのでご注意を。

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②敷金礼金ゼロの賃貸物件を探す

敷金礼金ゼロの賃貸物件とは、賃貸契約の際に、
敷金(退去時の原状回復費用等に充てられるもの)
礼金(大家さんへのお礼)
がかからない物件のこと。
敷金礼金が2ヶ月の物件と比べると、敷金礼金ゼロの物件なら家賃4ヶ月分の費用を節約できます。
ただ退去の際に原状回復費用がかかる場合があるので、その費用を貯金しておく必要があります。

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敷金礼金なしの不動産賃貸物件 初期費用いくら?デメリットは?

【同棲の間取り】カップルにおすすめの部屋の間取り 人気は2DKや1LDK

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同棲の費用を見積もる際に、まず決めておきたいのは部屋の間取りです。
部屋の広さは最低でも30平方メートル以上あれば大丈夫!
でも、費用の節約や貯金のために無理をしてワンルームの物件を選んでしまうと、プライベートがなくなってケンカや別れの原因になることも…。
ここでは、カップルイメージごとにおすすめの間取りをご紹介します。

同棲で一番人気の間取りは2DK(ダイニングキッチン+2部屋)

2DKは、2部屋とダイニングキッチンのある間取り。
比較的費用が安いことから、同棲カップルに一番人気があります。
2部屋あることでプライべートを確保でき、部屋ごとに押入れやクローゼットがあれば収納スペースもたっぷりとれるのがメリットです。
2DKの場合、ダイニングキッチンの広さは6畳以上と決められています。
そこを二人の共有スペースにして、2部屋をそれぞれの個室とすることで、生活リズムの違うカップルも快適に過ごせます。

ただし2DKの物件は古いことが多く、2部屋のうち1部屋が和室の場合もあります。
最近は洋室の方が人気なのでリフォームされていることもありますが、インテリアにこだわりたいカップルはご注意を。

⇒バランス重視のカップルにおすすめ
・社会人×学生カップル
・仕事の時間が合わないカップル
・一人の時間も大切にしたいカップル

同棲といえば定番の1LDK(リビングダイニング+1部屋)

1LDKは、リビングダイニングの他にもう1部屋ある間取り。
1LDKの場合、リビングの広さは8畳以上と決められています。
それだけあれば、ソファーやテーブル、テレビなどが置けるので、二人でゆったりくつろげますね。
リビングスペースと寝室を分けつつ、相手を常に身近に感じられるので、同棲カップルに選ばれやすい間取りと言えます。

ただし、1LDKは2DKよりも家賃が高く、棚などの収納家具をリビングスペースに用意する必要があります。

⇒生活時間帯が一致しているカップルにおすすめ
・勤務時間や休日が合う社会人カップル
・家ではいつもくっついていたい・同棲気分を満喫したいカップル

家賃を抑えたいカップルにおすすめ2K(キッチン+2部屋)

2Kは、2部屋とキッチンスペースのみがある間取り。
ご紹介する間取りのなかで一番家賃が安いのがメリットです。
また2部屋あるので、それぞれのプライベート空間を確保することもできます。

だたし、2Kの場合はキッチンスペースが狭く、料理好きなカップルには不向きです。
また二人でくつろぐスペースがとりにくいのもデメリットと言えるでしょう。

⇒自炊しない or 節約したいカップルにおすすめ
・学生カップル
・フリーターなど仕事が不規則なカップル
・実家暮らし同士であまり料理をしないカップル

結婚を予定しているなら2LDK(リビングダイニング+2部屋)

2LDKは、2部屋とリビングダイニングがある間取り。
二人以上で住むことが前提の間取りなので、快適さを重視するカップルにおすすめです。
こちらのタイプは同棲からそのまま結婚したり、子どもが生まれた場合でもすぐに住み替えなくてよいのがメリット!

ただし、ご紹介した中では家賃が一番高いので、収入に余裕がないと難しいかもしれません。

⇒収入が安定している・結婚が近いカップルにおすすめ
・社会人経験の長いカップル
・結婚を前提におためしで同棲したいカップル
・婚約中のカップル

【同棲する部屋のチェックポイント】必須の設備は?喧嘩の元は物件選びで回避!

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同棲を始める賃貸物件の間取りと合わせて、設備についても必ず確認しましょう。
これを見逃すと些細なストレスが積み重なって、仲が良かったはずのカップルが本気の喧嘩になることもあるのでご注意を!

「収納スペースが少なくて、仕方なくタンスを置いたら部屋が狭くなった」
ユニットバスだから、お風呂やトイレが自由に使えない」
洗面台がお風呂にしかなくて、朝の身支度に困る」
「部屋の広さ重視したら、キッチンが狭すぎて自炊しにくい」
エアコンが付いていない部屋は居心地が悪くて、結局ただの物置になってしまった」
ベランダがないからいつも洗濯物を室内干ししていて、ムードがない」

いざ住み始めてからこんなことにならないためにも、同棲を始める賃貸物件でチェックすべき設備を紹介します。

おすすめの設備
・十分な収納スペースがある
・トイレとお風呂はセパレート
・独立洗面所がある
・キッチンのコンロは2口以上で、調理スペースや冷蔵庫を置く場所が確保できる
・リビングや寝室にエアコンがある
・ベランダやバルコニーがある

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