早口言葉は何歳から?面白いものから激ムズまで早口言葉を70個紹介の画像01

今回は、早口言葉は何歳から遊べるのかや、取り組むメリットを解説します。
面白いものから激ムズのものまで、70個の早口言葉をご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

早口言葉は、楽しいだけでなく、発音練習やコミュニケーションのきっかけにもなります。
友達や家族と一緒にチャレンジして、笑いながら言葉のスキルを磨いてみましょう!



早口言葉は何歳から遊べる?

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早口言葉を楽しむには「正確に発音できる力」と「文章を復唱できる力」を持っていることが条件です
言葉の発達には個人差がありますが、これら2つの能力が身につくのは5〜6歳といわれています。
そのため、およそ5歳前後で早口言葉が遊べるようになるでしょう

自分で発音する以外に「聞く」ことでも言葉遊びの効果を得られます。
まだ正しく発音できないお子さんに、ママやパパが早口言葉を聞かせてあげるのもよいですね。
美しい音の響きやリズムの楽しさが伝われば、お子さんにとってプラスの刺激になります。

子どもが早口言葉を行うメリット

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子どもが早口言葉を行うメリットは、主に5つあります。

・発音や発声の練習になる
・虫歯予防の効果が期待できる
・言葉の美しさに興味を持つ
・言語能力の発達を促す
・記憶力が向上する

言いづらい言葉を繰り返し練習することで、舌や顔の筋肉が鍛えられて滑舌がよくなるのです
口まわりの筋力がアップすれば、唾液の分泌が促進されて、虫歯を予防できると考えられています。

さらに、早口言葉を発音するうちに言葉に興味を持ち始め、言語能力の発達につながるケースがありますよ。
フレーズを暗記するうちに、自然と記憶力の向上も見込める点もメリットのひとつ。
このように、早口言葉は子どもにさまざまなメリットをもたらすことから、多くの教育現場で取り入れられています

高齢者が早口言葉を行うメリット 早口言葉は何歳から?面白いものから激ムズまで早口言葉を70個紹介の画像05

早口言葉は子どもだけでなく、大人や高齢者にとってもメリットがあり、医療現場・介護施設で活用されています。
高齢者が早口言葉を行うメリットは、以下の通りです。

・口腔機能が向上する
・口や舌、喉を使うので食事がスムーズになる
・頭が活性化する
・認知症予防になる

年齢を重ねるごとに、口腔機能(こうくうきのう)は低下するもの。
口腔機能とは「食べる・話す・笑う・呼吸する」など、生活するうえで非常に重要な機能です。

早口言葉は口や舌、喉の運動になるため、年齢によって衰えがちな口腔機能を高めます
結果として、食事がスムーズに行えるようになるんです。
他にも、早口言葉は頭を使うので脳を活性化させ、認知症予防にもつながりますよ。

次の章からは早口言葉をテーマ別に70個、紹介していきます!

【まずはこれから】定番の早口言葉

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まずは、一度は耳にしたことがあるような、定番の早口言葉を10個ご紹介します。

  • ▶生麦、生米、生卵
    (なまむぎ、なまごめ、なまたまご)

  • ▶青巻紙、赤巻紙、黄巻紙
    (あおまきがみ、あかまきがみ、きまきがみ)

  • ▶隣の客は、よく柿食う客だ
    (となりのきゃくは、よくかきくうきゃくだ)

  • ▶赤パジャマ、黄パジャマ、茶パジャマ
    (あかぱじゃま、きぱじゃま、ちゃぱじゃま)

  • ▶すももも、桃も、桃のうち
    (すももも、ももも、もものうち)

  • ▶庭には、2羽、ニワトリがいる
    (にわには、にわ、にわとりがいる)

  • ▶新人歌手、新春シャンソンショー
    (しんじんかしゅ、しんしゅんしゃんそんしょー)

  • ▶東京特許許可局
    (とうきょうとっきょきょかきょく)

  • ▶坊主が、屏風に、上手に、坊主の、絵を描いた
    (ぼうずが、びょうぶに、じょうずに、ぼうずの、えをかいた)

  • ▶この釘は、引き抜きにくい釘だ
    (このくぎは、ひきぬきにくいくぎだ)

フレーズを覚えたら、噛まずに3回言ってみましょう。

【お子さんと楽しむなら】簡単な早口言葉

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「早口言葉は少し苦手……」という方に向けて、簡単な早口言葉を15個ピックアップしました。

  • ▶老若男女
    (ろうにゃくなんにょ)

  • ▶肩たたき機
    (かたたたきき)

  • ▶炙りカルビ
    (あぶりかるび)

  • ▶バスガス爆発
    (ばすがすばくはつ)

  • ▶竹やぶに、竹立てかけた
    (たけやぶに、たけたてかけた)

  • ▶魔術師、魔術、修行中
    (まじゅつし、まじゅつ、しゅぎょうちゅう)

  • ▶摘出手術
    (てきしゅつしゅじゅつ)

  • ▶あれは、アンドロメダ座だぞ
    (あれは、あんどろめだざだぞ)

  • ▶右耳に、ミニニキビ
    (みぎみみに、みににきび)

  • ▶生なまず、生なまこ、生なめこ
    (なまなまず、なまなまこ、なまなめこ)

  • ▶派出所で手術中
    (はしゅつじょでしゅじゅつちゅう)

  • ▶親亀、子亀、孫亀
    (おやがめ、こがめ、まごがめ)

  • ▶骨粗鬆症
    (こつそしょうしょう)

  • ▶新設診察室視察
    (しんせつしんさつしつしさつ)

  • ▶第一著者、第二著者
    (だいいちちょしゃ、だいにちょしゃ)

難しいときは、ゆっくりとしたスピードで発音すると、少しずつ言えるようになりますよ。

【慣れてきたら…】難しい早口言葉

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早口言葉に慣れてきたら、難しいものにも挑戦してみましょう。

  • ▶三塁打、勝利の走者一掃
    (さんるいだ、しょうりのそうしゃいっそう)

  • ▶蛙ピョコピョコ、3ピョコピョコ、あわせてピョコピョコ、6ピョコピョコ
    (かえるぴょこぴょこ、みぴょこぴょこ、あわせてぴょこぴょこ、むぴょこぴょこ)

  • ▶バナナの謎は、まだ謎なのだぞ
    (ばななのなぞは、まだなぞなのだぞ)

  • ▶貨客船の旅客
    (かきゃくせんのりょきゃく)

  • ▶抜きにくい釘、引き抜きにくい釘、釘抜きで抜く釘
    (ぬきにくいくぎ、ひきぬきにくいくぎ、くぎぬきでぬくくぎ)

  • ▶除雪車、除雪作業中
    (じょせつしゃ、じょせつさぎょうちゅう)

  • ▶交響曲、歌曲、協奏曲
    (こうきょうきょく、かきょく、きょうそうきょく)

  • ▶骨粗鬆症、訴訟、勝訴
    (こつそしょうしょう、そしょう、しょうそ)

  • ▶除雪車、除雪作業中
    (じょせつしゃ、じょせつさぎょうちゅう)

  • ▶助走中の、女子選手、助手付き
    (じょそうちゅうの、じょしせんしゅ、じょしゅつき)

  • ▶社長、支社長、司書室長
    (しゃちょう、ししゃちょう、ししょしつちょう)

お子さんと一緒に言ってみると、成功しても失敗しても盛り上がります。

【難易度MAX!】難易度MAX!激ムズ早口言葉

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「早口言葉は得意!」という方は、激ムズのものがおすすめです。

  • ▶農商務省特許局、日本銀行国庫局、専売特許許可局、東京特許許可局
    (のうしょうむしょうとっきょきょく、にほんぎんこうこっこきょく、せんばいとっきょきょかきょく、とうきょうとっきょきょかきょく)

  • ▶瓜売りが、瓜売りに来て、瓜売り残し、売り売り帰る、瓜売りの声
    (うりうりが、うりうりにきて、うりうりのこし、うりうりかえる、うりうりのこえ)

  • ▶竹垣に、竹立てかけたのは、竹立てかけたかったから、竹立てかけた
    (たけがきに、たけたてかけたのは、たけたてかけたかったから、たけたてかけた)

  • ▶よぼよぼ病、予防病院予防病室、よぼよぼ病予防法
    (よぼよぼびょう、よぼうびょういんよぼうびょうしつ、よぼよぼびょうよぼうほう)

  • ▶豚が豚をぶったら、ぶたれた豚が、ぶった豚をぶったので、ぶった豚とぶたれた豚が、ぶっ倒れた
    (ぶたがぶたをぶったら、ぶたれたぶたが、ぶったぶたをぶったので、ぶったぶたとぶたれたぶたが、ぶったおれた)

  • ▶ラバかロバか、ロバかラバかわからないので、 ラバとロバを比べたら、ロバかラバかわからなかった
    (らばかろばか、ろばからばかわからないので、らばとろばをくらべたら、ろばからばかわからなかった)

  • ▶武具馬具武具馬具、三武具馬具、合わせて武具馬具、六武具馬具
    (ぶぐばぐぶぐばぐ、みぶぐばぐ、あわせてぶぐばぐ、むぶぐばぐ)

  • ▶あの長押の長薙刀は、誰が薙刀ぞ
    (あのなげしのながなぎなたは、たがながなぎなたぞ)

一文が長いので、まずは短いフレーズに区切って練習してみてくださいね。

【かんたんな言葉で楽しめる】幼児向け早口言葉

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幼児向けの早口言葉を11個ご紹介します。

  • ▶ぼくボブ
    (ぼくぼぶ)

  • ▶ただ暖かい
    (ただあたたかい)

  • ▶レモンもメロンも、ペロンと食べた
    (れもんもめろんも、ぺろんとたべた)

  • ▶油アルバム
    (あぶらあるばむ)

  • ▶バナナババロア
    (ばななばばろあ)

  • ▶マサチューセッツ州
    (まさちゅーせっつしゅう)

  • ▶パン壁
    (ぱんかべ)

  • ▶生バナナ
    (なまばなな)

  • ▶お耳、お目々、おでこ
    (おみみ、おめめ、おでこ)

  • ▶投げやりな、やり投げ
    (なげやりな、やりなげ)

  • ▶バナナ、7本
    (ばなな、ななほん)

お子さんが上手に言えたときは、しっかりと褒めてあげましょう。

【懐かしい言葉で楽しめる】高齢者向け早口言葉

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高齢者向けの早口言葉を5つ紹介します。時代にかかわらず親しめるような早口言葉を集めました。

  • ▶作るつる草、吊るすつゆ草
    (つくるつるく、つるすつゆくさ)

  • ▶美術室、給食室、教職員室
    (びじゅつしつ、きゅうしょくしつ、きょうしょくいんしつ)

  • ▶お綾や親にお謝り、お綾やお湯屋に行くと、八百屋にお言い
    (おあややおやにおあやまり、おあややおゆやにいくと、やおやにおいい)

  • ▶鹿もカモシカも、鹿の仲間、しかしアシカは、鹿ではない
    (しかもかもしかも、しかのなかま、しかしあしかは、しかではない)

  • ▶三尺の尺八を、三本借りた尺八士
    (さんじゃくのしゃくはちを、さんぼんかりたしゃくはちし)

口元の筋力を鍛えて、スラスラ言えることを目指しましょう!

【面白い!】個性派の早口言葉

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「こんな早口言葉があるの?」と言いたくなるような、面白いものを6つ集めました。

  • ▶にゃんこ、子にゃんこ、孫にゃんこ
    (にゃんこ、こにゃんこ、まごにゃんこ)

  • ▶シチュー死守しつつ試食し、視聴中
    (しちゅーししゅしつつししょくし、しちょうちゅう)

  • ▶マダガスカルは、まだ助かる
    (まだがすかるは、まだたすかる)

  • ▶すごい具合悪い、ズワイガニ
    (すごいぐあいわるい、ずわいがに)

  • ▶赤カピバラ、青カピバラ、黄カピバラ
    (あかかぴばら、あおかぴばら、きかぴばら)

  • ▶マグマ大使のママは、マママグマ大使
    (まぐまたいしのままは、まままぐまたいし)

楽しみながら滑舌を改善できる点が、早口言葉の魅力です。

【かわいい?!】関西弁の早口言葉

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一風変わった関西弁の早口言葉をご紹介しますよ。なんだか可愛い響きに、つい笑ってしまいそうです。

  • ▶あんたアタシのこと、あんたあんたと言うけど、アタシもあんたのこと、あんたあんたと言わへんから、もうあんたもアタシのこと、あんたあんた言わんといてよ、あんた!
    (あんたあたしのこと、あんたあんたというけど、あたしもあんたのこと、あんたあんたといわへんから、もうあんたもあたしのこと、あんたあんたいわんといてよ、あんた!)

  • ▶おっとっと、とっとってって言っとったのに、何でとっとってくれんかったん?とっとってって、言っとったやん
    (おっとっと、とっとってっていっとったのに、なんでとっとってくれんかったん?とっとってって、いっとったやん)

  • ▶あれチャウチャウちゃう?ちゃうちゃう!チャウチャウちゃうんちゃうん?
    (あれちゃうちゃうちゃう?ちゃうちゃう!ちゃうちゃうちゃうんちゃうん?)

関西の方にイントネーションをチェックしてもらうと盛り上がりそうですね!

ギネス認定!世界一難しい早口言葉はコレ

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最後に、ギネス認定されている世界一難しい早口言葉をご紹介します。

  • ▶The sixth sick sheik’s sixth sheep’s sick
    (ザシックススシックシークスシックススシープスシック)

日本語で「6人目の病気の長老が飼っている6番目の羊が病気だ」という意味。
「シークス」と「シックスス」の語呂が難しく、なかなか言えない早口言葉です。

早口言葉が上手くなる方法3選

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早口言葉が上手くなる方法を3つご紹介します。

・口角をきちんと上げる
・母音をはっきりと発音する
・苦手な部分だけ繰り返す

ひとつずつ解説していきましょう。

口角をきちんと上げる

口角をきちんと上げると口まわりの筋肉が柔らかくなり、滑舌がよくなります
早く言葉を発しようとするあまり口がほとんど開いていない方がいるのですが、はっきりと発音するには大きく口を開ける必要がありますよ。

慣れない方は、まずスピードをゆっくりにして練習してから、徐々に早くしていきましょう。
鏡を見ながら行うと、口角が上がっているかをチェックしやすいですね。

また、猫背は空気の通りを悪くさせて、声を出しづらくさせます。
つまり「姿勢を正して大きく口を開け、口角を上げること」が早口言葉のコツです

母音をはっきりと発音する

滑舌が悪い方は、母音をはっきりと発音できない傾向にあります
母音の発音を意識したいときは「母音法トレーニング」を試してみましょう
母音法トレーニングとは、言葉を母音(あ・い・う・え・お)に分解して発音練習する方法のこと。

劇団四季が稽古に取り入れていることでも有名な練習法ですよ。
たとえば「なまむぎなまごめなまたまご」なら「ああういああおえああああお」となります。
単語ごとに一文字ずつ区切りながら練習してみてください。

苦手な部分だけ繰り返す

早口言葉を練習していると「このフレーズだけ上手く言えない……」と感じることもありますよね。
なんとなく全文を発音していても、同じ箇所で止まると効率的に練習できません。
苦手な部分があるならば、その箇所だけピックアップして繰り返すことが大切

ゆっくり言ったり母音法で発音したりして、徐々に口を慣れさせます。
苦手な部分を言えるようになってから、全文を繰り返して練習するとよいでしょう

早口言葉を言ってみんなで盛り上がろう!

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今回は、早口言葉は何歳から遊べるのかや、取り組むメリットをご紹介しました。
早口言葉を楽しむには「正確に発音できる能力」と「文章を覚えられる能力」が必要です。
一般的には、5歳前後で早口言葉ができるようになると言われていますね。

滑舌をよくしたいならば、口角をきちんと上げるように意識しましょう。
そして、単語ごとに母音をはっきりと発音することがポイントです。

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