お金がないときはどうすればよい？今すぐ乗り切る方法やNG行動を解説

今回は、お金がない時の乗り切り方や、やってはいけないNG行動をご紹介します。
今すぐできる方法・時間に余裕がある時に試したい方法、それぞれ解説するのでぜひご覧ください。

お金がない状態から抜け出した人の体験談もご紹介します！
お金を貯めたい方は、要チェックですよ！

お金がない時は「いつまでに」「いくら必要なのか」を分析して、現状把握から始めましょう。
冷静に考えると「なんとかなりそうだな」と気づくこともあります。

• お金がない時は「いつまでに」「いくら必要なのか」を確認する
• お金がない時の乗り切り方｜今すぐお金を作りたい場合
• お金がない時の乗り切り方｜1ヶ月以上の余裕がある場合
• お金がない時のNG行動
• お金がない人の特徴
• お金がない人が抱えるリスク
• お金がない状態から抜け出した人の体験談
• お金がないなら現在の支出を見直してみよう

お金がない時は「いつまでに」「いくら必要なのか」を確認する

お金がない時は「いつまでに」「いくら必要なのか」を分析して、現状把握から始めましょう。
冷静に考えると「なんとかなりそうだな」と気づくこともあります。

下記に手順を紹介します。

1.お金を支払わなくてはならない内容を整理する

まずは、支払いが発生するものを全て並べましょう。
家賃、水道光熱費はもちろん、ローンやカード引き落としなど、今支払いが遅れているものや、支払いがこれからくるものを全て書き出します。

2.それぞれの支払の期日を確認する

お金を支払わなくてはならないものが全て揃ったら、それぞれの期日を確認します。
支払期日を過ぎてしまっているものは、過去の日付を書いておくとよいでしょう。
再度、請求書が来て支払いの猶予が認められているものは、当初の日付に矢印を付けて、新しい支払い期日がわかるようにしましょう。

3.支払い金額と期限の一覧を表にまとめる

１と２で調べたことを一覧できるように、表にまとめていきましょう。
紙に書いてまとめたり、スマホのメモ帳で整理して、一覧できるようにします。

支払金額と支払期日を日付順に並べて書きます。
このようにまとめれば、いつまでにいくら用意すればよいかを整理することができますよ。

お金がない時の乗り切り方｜今すぐお金を作りたい場合

今すぐお金を稼ぎたい場合の対処法は、以下の通りです。

・日払いのアルバイトを探す
・家族や友人に相談する
・不用品を処分する
・カードローンを利用する
・キャッシング枠を活用する
・給料を前借りする

ひとつずつ解説していきます。

日払いのアルバイトを探す

通常のアルバイトの場合は給料が振り込まれるまでに時間がかかるので、すぐにお金がほしい時は日払い形式で働きましょう。
引っ越し・工場での作業やイベントスタッフ、交通整理は日払いのアルバイトが多い傾向にありますね。

ただし、業務終了後に現金が給付されるケースや数日後に口座に振り込まれるケースなど、求人によってルールが異なります。
当日にお金を受け取りたいなら、求人内容をよく読んで、給付までの日数を確認することが大切です。

家族や友人に相談する

今すぐお金が必要な時は、家族や友人に相談するのも手段のひとつ。
なお、親しい間柄だからといって、気軽に借り入れをお願いしてはいけません。
誠意のある対応で、以下の内容について話し合いましょう。

・お金を借りたい理由
・貸し借りにまつわるルール
・いつまでに返済するのか
・返済の目処はあるのか
・返済方法（一括または分割）
・利子の有無
・借り入れ金額

お金を貸してもらえなくても「こんな仕事があるよ」や「自治体の支援制度を活用してみたら？」など、有効なアドバイスを受けられる場合があります。

不用品を処分する

フリマアプリや買取業者を活用して不用品を処分すれば、短期間でお金を作れますね。
お金が得られるだけでなく、部屋を片付けられるのも嬉しいポイント。

フリマアプリ・買取業者のメリットとデメリットは、以下の通りです。

	フリマアプリ	買取業者
メリット	・買取業者では値段が付かなかったものでも売れる可能性がある ・価格を自由に設定できる ・自宅で取引できる	・まとめて買い取ってもらえるので時間と手間がかからない ・すぐにお金を受け取れる場合が多い
デメリット	・メッセージのやり取りや梱包など、手間がかかる ・出品してから入金されるまでに時間がかかる	・値段が付かない商品がある ・買取価格が予想よりも低くなりやすい ・買取業者の店舗まで不用品を運ぶ手間がかかる

不用品を一括で処分してすぐにお金を作りたい方には「買取業者」が、時間・手間がかかってもできるだけ高い価格で売りたい方には「フリマアプリ」がおすすめです。

カードローンを利用する

カードローンとは、金融機関や消費者金融が提供する融資サービスのこと。
契約をすると、借入限度額までであれば自由に借り入れできる点が特徴です。
借り入れたお金の使い道は、原則自由とされています。

ただし、借り入れ金額に応じて、一定期間ごとにお金を返済しなければいけません。
金額や期間にともなって高額な金利が設定されるケースもあるので、利息に注意しながら利用しましょう。

キャッシング枠を活用する

クレジットカードで現金を借り入れる時の限度額を「キャッシング枠」といいます。
キャッシング枠内であれば、ATMを使って現金を借りられますよ。

たとえば「利用限度額：80万円、キャッシング枠：20万円」のカードの場合は、20万円までキャッシング可能です。
すでにカードで70万円使用している際は、キャッシング枠は10万円となります。
わかりやすくまとめると「利用できる金額は80万円で、そのうち20万円をキャッシング枠で使える」という意味です。

なお、カードローンよりも金利が高い傾向にあるので、利息額や返済額を意識して、無理のない範囲で利用してくださいね。

給料を前借りする

労働基準法の第25条において、非常時の給料の前借りは認められています。
以下、労働基準法を一部抜粋しました。

ただし、前借りできるのは「すでに労働した分の給料」のみです。
非常時というのは出産や疾病、災害などを指しており、使用用途は限定されています。

お金がない時の乗り切り方｜1ヶ月以上の余裕がある場合

1ヶ月以上の余裕がある場合、次の方法でお金がない状態を乗り切りましょう。

・現状を分析して支出を見直す
・副業を始める
・転職する・本業でスキルアップする
・支援制度を活用する

以下で詳しく解説します。

現状を分析して支出を見直す

お金がない状態から抜け出すには、まず現状を分析する必要があります。
固定費・変動費を見直せば、無駄な支出を減らせるかもしれません。
参考として、代表的な固定費と変動費を以下にまとめました。

固定費を削減できると継続的な節約につながるので、支出を減らしたい時には優先的にチェックしたいポイントです。
たとえば、月あたり1,000円家賃を削減した場合、年間で12,000円もの節約になりますね。

お金の管理は家計簿を付けるのが理想的ですが「面倒で続けられない……」という方も多いはず。
そんな方はクレジットカード・銀行口座と連携して、自動で支出を記録できる家計簿アプリを活用してみましょう。

副業を始める

「今すぐお金が必要！」といった状態でないならば、副業を検討してみてください。
本業と関係のある副業ができれば、スキル向上による本業の収入アップにつながる可能性もありますよ。

ただし、副業を開始するには、勤務している会社に許可をもらわないといけません。
副業内容によっては、確定申告を行う義務が発生する点も理解しておきましょう。

「時間・体力的にハードで体調を崩してしまった……」なんて事態にならないように、副業内容や頻度をうまく調節することが大切です。

転職する・本業でスキルアップする

本業でスキルアップをして収入を増やせれば、お金に関する問題を解決できます。
会社の就業規則を見直し、資格手当や奨励金に関する制度がないかを確認しましょう。

本業で昇給が見込めないなら、転職するのも選択肢のひとつですよ。
自分のスキルがより評価される会社や、給与水準の高い業界へ転職すると収入アップが期待できます。

支援制度を活用する

一定の要件を満たす場合、国や地方自治体による支援制度を活用できます。
お金がない時に利用できる支援制度を、表にまとめました。

支援制度	内容
住宅確保給付金	離職や休業により経済的に困っている場合、家賃を一定期間補助する
傷病手当金	病気やケガで会社を休んだ際に、一定額の金額を給付する
求職者支援制度	再就職や転職、スキルアップを目指す方に給付金を支給し、無料の職業訓練を提供する
子育て世帯への臨時特別給付	物価高騰にともない、低所得の子育て世帯を支援するために給付金を支給する

詳しい条件や最新情報については、お住まいの自治体の公式サイトにて確認をお願いします。

お金がない時のNG行動

お金がない時のNG行動は、主に3つあります。

・違法業者から借り入れを行う
・ギャンブルでお金を増やそうとする
・家賃や借金を滞納する

なぜNGなのか、以下で見ていきましょう。

違法業者から借り入れを行う

違法業者から借り入れを行うとトラブルに巻き込まれる危険性が高いので、絶対に利用してはいけません。
「誰でもOK」「お金をあげます」「審査なし」などの甘い言葉に惑わされないように気を付けましょう。
法外な金利が原因でさらに困窮した状態に陥ったり、恐喝などの違法な取り立てに苦しめられたりするケースがあります。

ギャンブルでお金を増やそうとする

ギャンブルでお金を増やすという考え方は、さらなる経済的な困窮を引き起こします。
仮に一時的にお金が得られても、次もギャンブルで勝てるとは限りません。

「お金がなくなったら、またギャンブルで稼げるだろう」と考えていると、いつまで経ってもお金がない状態から抜け出せないことに……。
「なぜお金がないのか」や「どうやったら稼げるのか」を冷静に分析し、堅実な方法で解決するように心がけましょう。

家賃や借金を滞納する

家賃の滞納が続くと、強制退去となる恐れがあります。
さらに、次の物件を探す際に入居審査に通らない可能性が高いですよ。
スマホ代を滞納した場合も同様に、利用停止になったり新規契約ができなくなったりします。

家賃やスマホ代の支払いが難しい時は、管理会社に相談してみてください。
分割払いにする・支払い期限を延長するといった方法で、状況を改善できる可能性があります。

借金の返済を滞納すると「延滞金・利息によって返済額が増える」または「財産や給与が差し押さえられる」といった事態になることも。
そのため、債権者に支払う意思を伝えて、支払期日の延長を相談する必要があります。

お金がない人の特徴

お金がない人の特徴を3つご紹介します。

・衝動的にお金を使っている
・「お金がない」が口癖になっている
・ストレスがたまっている

自分に当てはまっていないか、チェックしてみてください。

衝動的にお金を使っている

衝動的にお金を使っていることで、経済的に困窮した状態に陥る方は多いです。
具体的には、以下のような特徴があります。

・固定費や変動費を把握していない
・自炊が少ない
・外食が多い
・コンビニでなんとなく買い物をする

固定費や変動費を見直すことで「予想以上に食費がかさんでいた」や「利用していないのに契約したままのサブスクリプションがある」など、無駄な出費を発見できるのです。

「お金がない」が口癖になっている

「お金がない」という口癖は「自分は貧乏である」ということを、暗示にかける可能性があります。
日本では古くから、発した言葉は実現するという「言霊」の力が信じられてきました。
そのため、マイナスな発言は現状を悪化させるといわれています。

現状を嘆くのではなく、実際に行動を起こすことが解決のカギとなるでしょう。

ストレスがたまっている

「嫌なことがあったからネットショッピングでストレスを発散した」または「イライラして食べ過ぎてしまった」なんて経験はありませんか。
ストレスがたまっていると、お金を使うことで気を晴らそうとする心理が働きます。
結果として、買い物・ギャンブルに依存することも。

お金を増やす努力も大切ですが、根本的な原因を探ることも重要です。
ストレスを抱えているなら、お金を使う以外のストレス発散法を見つけたり、環境を変えたりするとよいですね。

お金がない人が抱えるリスク

お金がない人が抱えるリスクは、以下の通りです。

・病気や怪我などの急な出費に対応できない
・倒産や解雇の際に生活できなくなる
・家賃が払えずに強制退去となる
・結婚や出産にかかる費用を用意できない
・家族や両親の介護費用が払えない
・老後の生活資金が用意できない

上記のようなリスクがあるため、健康なうちに一定金額を貯めておかなければいけません。
大変な事態になって焦らないように、少し余裕のある段階から貯金・節約を意識してみてください。

お金がない状態から抜け出した人の体験談

最後に、お金がない状態から抜け出した人の体験談をご紹介するので、参考にしてみてください。

実際の体験談はこちらです。

お金がないなら現在の支出を見直してみよう

今回は、お金がない時の乗り切り方や、やってはいけないNG行動について解説しました。
すぐにお金を稼ぎたい時は、日払いのアルバイトを探しましょう。
また、フリマアプリや買取業者を利用して不用品を処分すると、比較的短期間でお金を得られます。

焦った時ほど、冷静に現状を分析することが大切です。
経済的に困窮しても、違法業者から借り入れをしてはいけません。

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