家電レンタルって買ったほうが安い？人気商品とおすすめサービス3選

しかし、「家電レンタルってそもそもどんな仕組みなの？」「いろいろなサービスがありすぎて、どれが自分に合うのか分からない」と二の足を踏んでいる人も多いのでは？

ここでは家電レンタルの概要から、メリット・デメリット、人気商品、おすすめのサービスまで、家電レンタルのイロハを完全網羅します。

・引越し予定がある
・新生活の出費を抑えたい
・身軽に生活したい
・最新家電を試したい

こんな人はぜひ家電レンタルをチェックしてみてくださいね。

• 家電レンタルとは？
• 家電レンタルはどんな人におすすめ？
• 家電レンタルのメリットは？
• 家電レンタルのデメリットは？
• 家電レンタルの人気商品は？
• 家電レンタルサービスおすすめ3選
• 家電レンタルを上手に利用して、安く引っ越ししよう

家電レンタルとは？

家電レンタルは一人暮らしの初期費用を抑えたい人におすすめのサービスです。新生活に必要な家電（冷蔵庫、電子レンジ、炊飯器、洗濯機、掃除機など）を購入すると、かかる費用目安は約10万円ほど。
それが家電レンタルサービスを利用すると、業者によっては月額3,000円程度ですべて揃えることができます。

また、ルンバやホットクックなどの比較的高価な家電をお試ししたいときにも、家電レンタルサービスはぴったり。
「せっかく買ったのに生活に合わない」「使ってみたら期待したほどの機能ではなかった」といった事態を防げます。

ここでは、家電をレンタルするにあたって、どこを注視してプランを選んだらよいのか、一緒に見ていきましょう。

家電レンタル家電リース・家電サブスクの違い

家電レンタルとは「レンタルDVD」のようなイメージで、決まった期間で返すことを前提に家電を借りる仕組みです。
家電リースとは、会社同士の契約でよくある「リース契約」のようなイメージ。リース会社は利用者指定の家電を購入し、それを利用者に提供する代わりにリース料金を受け取る形の契約です。
家電サブスクとは、月額固定料金で継続的に家電を借りることができるサービスです。

家電レンタルやリース、サブスクの違いを、以下でそれぞれの違いを簡単にまとめてみました。

	レンタル	リース	サブスク
契約期間	一定期間（1ヶ月～）	年単位の長期間	無期限（契約が自動更新される）
家電の状態	中古の場合が多い	基本的には新品	新品・中古から選べる
価格	長期利用で安くなる	固定料金	月額制（長期間だと割高）
サービス利用後	基本的には返却 （購入できる場合あり）	返却	返却・交換・購入から選べる

家電レンタル・リースは借りたい期間が決まっている人におすすめのサービスです。
長期間、機種まで指定した新品の家電が必要な場合にはリースを選ぶとよいでしょう。反対に、比較的短期間、中古の家電でもかまわない場合にはレンタルの方がお得です。

家電サブスクは借りたい期間が決まっておらず、利用後の選択肢がほしい人におすすめのサービスです。商品の使用感をじっくり確かめて、気に入ったらそのまま購入したい場合にフィットするでしょう。

ただし、最近では家電レンタル・リース・サブスクの混在したサービスを提供する会社が増えてきています。自身の利用目的を明確にして、どの会社やプランが一番合っているのかをしっかり確認しましょう。

家電レンタル～短期or長期～

家電レンタルを利用するとき、まずは借りる目的によって必要な期間をチェックしましょう。

家電レンタルの料金は、長期間の契約になればなるほど安くなります。ただし、期間途中の解約には違約金（解約手数料）がかかることもあるので、慎重に決めましょう。

家電レンタル～新品or中古品～

家電レンタルでは、基本として中古品が多いですが、オプションで新品を選べるプランもあります。中古品に抵抗のある方は、新品の取り扱いが多く、かつオプション料金の安いサービスを選びましょう。
また、クリーニング・メンテナンスに力を入れていて、中古といえど使用感の少なさを売りにしている会社もあります。

家電レンタル～月払い・一括払い・分割払い～

家電レンタルの支払いには、次の3つの方法があります。

・月払い
・一括払い
・分割払い

会社やレンタル期間によって、どの方法を選べるかは異なります。
初期費用を抑えたい場合には月払いを、費用総額を抑えたい場合には一括払いを選ぶとよいでしょう。

家電レンタルは無料で修理・交換できる？

家電レンタルの多くは、過失のない自然故障の場合に、無料で修理・交換してくれるサービスがついています。
ただし、落下・水没などの不注意による故障は、保証対象外なのでご注意を。
心配な方は、「過失による故障であっても原則2,000円で修理する」など保証付きのサービスを選ぶとよいでしょう。

気に入った家電は買取できる？

家電レンタルは基本的にレンタル期間終了後、速やかに商品を返却しなければなりません。「引越し予定が延びてもう1ヶ月使いたい」という場合には、新たに短期のレンタル契約を結ぶか、延滞料金を支払うことになります。

レンタルした家電の購入を希望するなら、最初から買取できる旨を明記している会社やサービスを選びましょう。
買取を実施している会社の多くは、レンタル家電を割引価格で販売しています。なかには2〜3年以上レンタルすると、それ以降は自動的に購入扱いになるという便利なサービスも。

家電レンタルの違約金（解約手数料）に注意

家電レンタルの中途解約は、会社やサービスによって違約金（解約手数料）がかかる場合とかからない場合とがあるので、注意しましょう。

家電レンタルはどんな人におすすめ？

一人暮らしの学生、新社会人

大学生の間だけ使う家電なら、レンタルで済ませる方が処分の費用や手間がかからず便利です。
また、お金のない新社会人にとっても、当座はレンタルで安く準備して、余裕ができたらライフスタイルに合わせて家電購入を検討するのがよいでしょう。

転勤や単身赴任の人

転勤が多い人は、引越しの荷物を減らせる家電レンタルサービスが合っています。
転勤が決まったら家電を返却し、身軽な状態で引越しして、新天地でまたレンタルすれば、無駄な引越し費用がかかりません。
また、いずれは元の場所に戻る単身赴任の人にも、家電の購入は不要です。家電レンタルサービスを賢く利用しましょう。

高級家電をお試ししてみたい人

家電レンタルサービスは、高級家電や季節家電のお試し利用にも適しています。
気に入ったらそのまま購入できるプランを選ぶと、商品の返却や新規購入の手間が省けて便利です。

家電レンタルのメリットは？

家電レンタルは一人暮らしの学生や単身赴任の利用が多いイメージですが、選ばれる理由はどこにあるのでしょう？
ここでは家電レンタルを利用するメリットを見ていきます。

①初期費用の抑制

家電レンタルのメリットは、購入よりも安く家電を揃えられること。利用期間や商品にもよりますが、おおよそ2年までの利用ならレンタルする方がお得な場合が多いです。
新生活の初期費用を抑えたいなら、利用しない手はありません。

②修理費用なし

商品を購入した場合、故障時は自分で修理先の手配をしなければならず、その間代替品の貸し出しはありません。
しかし、家電レンタルならレンタル会社の方で修理・交換をしてくれるので、手間がかからず不自由もしません。自然故障なら修理費用はかからないので、時間もお金も節約できます。

③処分費用なし

エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機の処分時には、家電リサイクル料金が発生します。
例えば東京で洗濯機を処分するには6,000〜8,000円（収集運搬料を含む）ほどかかり、処分手続きも自分で行わなければなりません。

その点、家電レンタルならレンタル会社に返却するだけなので、面倒な手続きも処分費用も一切かかりません。

▶関連記事：家電リサイクル料金はいくら？エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機の処分方法

④引越しが楽

家電を購入していなければ荷物が少ないので、引越しの負担が大幅に軽減されます。条件次第では引越し費用を半減することも可能です。

東京ー大阪	専用ボックス1本 目安：一人暮らしの家電（大型家具）を除いた荷物	専用ボックス2本 目安：ワンルーム分の家財
平日の集荷・配達	30,800円	61,600円

例）クロネコヤマト「わたしの引越」

家電レンタルのデメリットは？

人気の家電レンタルですが、メリットばかりではありません。ここでは家電レンタルのデメリットをチェックしておきましょう。

長く使うなら購入する方がお得

家電レンタルは月々の支払いは少なくても、長期的に考えると購入した方が安いというケースがあります。購入とレンタルのどちらがよいのか、事前に計算してみるとよいでしょう。

家電レンタルの人気商品は？

ここでは家電レンタルで人気の商品を、基本3点セット・選べるセット・高級家電・在宅ワーク家電の4つのカテゴリーからチェックしてみましょう。

基本の3点セット（電子レンジ・冷蔵庫・洗濯機）

家電レンタルの基本3点セットといえば、電子レンジ・冷蔵庫・洗濯機。
新生活のマストアイテムなため、各社で割安なセット料金を設けており、単品でレンタルするよりも断然お得です。

選べるセット（+テレビ・掃除機・照明器具（シーリングライト）・炊飯器・電気ケトルなど）

また、上記に加えてテレビや掃除機、照明器具（シーリングライト）、炊飯器、電気ケトルなど複数アイテムの中から、4〜5点選べるセットも人気があります。
どんな家電が必要かイメージがわかない場合には、利用価値の高い選べるセットにしておくのが無難です。

高級家電のお試し（ホットクック・ルンバ・ドライヤーなど）

家電レンタルでは、ホットクックやルンバ、高級ドライヤー、ドラム式洗濯機など、高価なアイテムも人気です。
また、おうち時間を充実させてくれるプロジェクター（popIn Aladdin）も注目を集めています。

在宅ワークのお供に（シュレッダー・プリンター）

在宅ワーク用の家電も昨今多くレンタルされています。会社からパソコンの貸与はあっても、シュレッダー・プリンターなどは自力で調達しないと難しいですよね。
家電レンタルで自宅をオフィスに近づけて、作業効率をアップさせましょう。

家電レンタルサービスおすすめ3選

ここでは、家電レンタルサービスのおすすめを3つ紹介していきます。
どのサービスも全国展開しているので（一部地域を除く）、比較検討の参考にしてみてくださいね。

※以下は2022年1月時点のデータです。最新情報は各社の公式サイトをご確認ください。

おすすめ家電レンタルサービス①かして！どっとこむ

引用：かして！どっとこむ

項目	内容
配送エリア	全国（離島・一部の山間部エリアを除く）
配送日数	最短で即日・翌日～（東京・大阪等拠点エリアで条件を満たした場合）
レンタル期間	30日～4年
料金	家電3点セット 26,360円（税込）～ ・洗濯機（4.2kg）、冷蔵庫（80L）、電子レンジ（単機能） ・中古 ・30日間
備考（修理・交換・消耗品等）	修理・交換・設置無料 消耗品無料

かして！どっとこむでは、中古家電4点セットを2年契約すると1日あたり約87円（送料込み）でレンタルできます。
新品・中古を選べるのはもちろん、レンタル開始後のサイズ変更も可能です。

一人暮らしからカップル、ファミリー向けまで幅広く対応していて、家電以外にも家具やカーテン、自転車など、レンタルできる品目が豊富です。
インテリア全体を揃えたいという方には、インテリアスタイリストによるパッケージプランがおすすめ。

かして！どっとこむをチェックする

おすすめ家電レンタルサービス②手軽にレンタル「あるる」

引用：手軽にレンタル「あるる」

項目	内容
配送エリア	全国（沖縄・離島を除く）
配送日数	平日10日前後
レンタル期間	1ヶ月～2年
料金	3点家電+液晶テレビセット 4,620円（税込）～ ・32型液晶テレビ、洗濯機（4.2kg）、冷蔵庫（90L前後）、電子レンジ ・中古 ・2年契約・月々払い
備考（修理・交換・消耗品等）	通常の使用方法での故障は修理・交換無料

「あるる」の一推しは基本の5/12基本家電セット。19型液晶TV、DVDプレーヤー、洗濯機、冷蔵庫、電子レンジ、オーブントースター、炊飯ジャー3合、電気ケトル、掃除機、空気洗浄機、扇風機、LED照明器具の12点から5点を選べます。
また、家電のグレードアップや新品商品指定（1商品あたり7,150円）も可能です。

また、手ぶらですぐに生活を始めたい方向けに、ガスコンロや日用品セット、生活小物セットの販売も行われています。

手軽にレンタル「あるる」をチェックする

おすすめ家電レンタルサービス③Rentio[レンティオ]

引用：Rentio[レンティオ]

項目	内容
配送エリア	全国（沖縄本島以外・離島を除く）
配送日数	17時までの注文で最短当日出荷 レンタル品は最短で出荷翌日に届く
レンタル期間	商品、プラン毎に異なる
料金	ホットクック 1,700円 / 月額 （[新品]シャープ ヘルシオ ホットクック KN-HW16G 2〜4人用 1.6L容量） プロジェクター 4,500円 / 月額 （[新品] popIn Aladdin 2 世界初の照明一体型3in1プロジェクター PA20U01DJ） 食洗機 5,000円 / 月額 （[新品] Panasonic タンク式 スリム食器洗い乾燥機 NP-TSP1）
備考（修理・交換・消耗品等）	過失のない故障は修理費無料 落下や水没などの過失による故障は原則修理費2,000円

レンティオは、3,052種類の最新製品をお試しできるレンタルサービスです。
使って気に入った商品をそのまま買取ることもでき、ほとんどのレンタル品（2,578種類）がその対象となっています。
また、一定期間レンタルを続けると、以降の支払いなしで商品が譲渡されるサービスもあります。

Rentio[レンティオ]をチェックする

家電レンタルを上手に利用して、安く引っ越ししよう

家電レンタルの概要から、メリット・デメリット、人気商品、おすすめのサービスまで一挙にご紹介しましたが、気になる商品やサービスは見つかりましたか？
家電レンタルを上手に活用すれば、新生活の初期費用を大幅に抑えられます。
一人暮らしの方はもちろん、お試し同棲のカップルやファミリー層でも、生活家電を安く揃えたいなら家電レンタルがおすすめです。

また、家電レンタルなら荷物を減らせるので、引越しの手間や費用も減らせます。
配送日数が短いレンタル会社を選べば、急な引越しにも対応できますよ。

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