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おしゃれな手作りキャットウォークの作り方には、いくつか気をつけてほしい点がありますので、挑戦したい人はしっかり読んで勉強してくださいね。
後半でご紹介する、達人たちのキャットウォークおしゃれインスタも必見です!



実はネコって運動不足だと結構ストレスが溜まるみたい。
大切な家族だから、人もネコも快適に暮らせるお家にしたいよね。
そんな愛猫ちゃん思いのあなたは、ぜひキャットウォークDIYにチャレンジしてみて♪

キャットウォークをDIY!おしゃれな自作キャットウォーク手作りで愛猫も大満足

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キャットウォークは、室内でネコを飼うときに適度な運動ができるよう、人工的に作ってあげるネコの通り道や遊び場です。
室内でも動き回れる空間をつくると、ネコの運動不足やストレスの解消につながります。

キャットウォークは業者に頼んで工事してもらうと強度が高く安全ですが、デメリットもあります。

1つはお金がかかること。
業者や施工内容によっても変わりますが、1部屋で数万円、2部屋だと10万円以上かかるのが一般的です。

そしてもう1つは、本当にネコが喜ぶものができない可能性があること。
依頼するときにざっとイメージを伝えても、業者さんは工事のプロであってネコの気持ちまではわかりません。
キャットウォークをせっかく作っても、ネコが使ってくれなかったら悲しいですよね。

DIYならこれらのデメリットを解消できますので、興味がある人には断然手作りをおすすめします。
この記事で解説している注意点を学べば、意外と簡単に作れますよ!

キャットウォークのDIYは賃貸でもできる

キャットウォークのDIYと聞いて、賃貸派の人は壁や床に傷が付かないか心配ですよね。
でも大丈夫!壁に穴を開けて固定するタイプ以外にも、突っ張り棒のような仕組みで取り付けられるものがありますよ。

定番は「ディアウォール」「ラブリコ」などのDIYアイテムです。

共通のコンセプトは、
・壁や床、天井を傷つけないこと
・自分の好きなように取り付けられること

キャットウォーク用の柱と棚を作りたい場合には、角材とアジャスターさえあればOK!特別な工具も不要です。

その他にも、テレビ台やカラーボックスなどを組み合わせて、おしゃれで本格的なキャットウォークを自作することも可能です。
賃貸でもキャットウォークをDIYする方法はたくさんありますので、安心してくださいね!

キャットウォークをDIYで自作する前に知るべき7つの注意点

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キャットウォークをDIYで自作するには、いくつか注意点があります。
業者さんへ依頼しないで自分で全部やるからこそ、コツを押さえて失敗しないようにしたいですよね。

ここでは、キャットウォークをDIYしたい人のためにトラブルが起きやすいポイントを解説します。
愛猫ちゃんが楽しそうに歩き回っている様子を想像しながらチェックしていきましょう♪

①キャットウォークの足場の強度対策は万全に

DIYで一番気を付けなければいけないのが、足場の強度です。
特に高いところから着地するポイントは、ネコの体重よりも大きな負荷がかかるので、余裕をもって対策しておきましょう。

また、足場の幅についてもネコが歩きやすいよう、十分に確保してください。
1匹なら20センチ程、複数いるならすれ違うことも考えて25〜30センチ程あれば大丈夫です。

②愛猫が走らない距離でキャットウォーク作る

キャットウォークに長い直線があると、愛猫ちゃんは走りたくなってしまいます。
高い位置で走って落下してしまったら危ないですよね。

さらに、ネコが走ると足場に負荷もかかるので、できるだけネコが走れない距離でキャットウォークを作っておくことが大切です。
高いところの足場には滑り止めを付けてあげた方が、より安全ですね。

③キャットウォークの下にはなるべく物を置かない

ネコはキャットウォークから飛び降りることがよくありますので、下にはなるべく物を置かないようにしましょう
飛び降りた先に物があると上から着地点が見えなくなるので、ネコの身体能力が高くてもケガをしてしまう危険性があります。

④手入れができる高さにキャットウォークを作る

高いところが好きな愛猫ちゃんだったとしても、人間が届かない高さにキャットウォークを作ってしまうと掃除が大変です。
そもそも高い位置だと汚れているかも見えにくいですよね。

ネコを飼っている人ならわかると思いますが、生活していると毛玉の吐き出しや食べたものの嘔吐があります。
ネコの健康管理やお家の中を清潔に保つ意味でも、初心者は手入れのしやすい高さにとどめておく方が無難です。

⑤階段は楽にジャンプできる距離を保つ

キャットウォークに階段を作るときには、ネコが楽にジャンプできる距離を保つこともポイントです。
これは、あまり離れていると怖くて寄り付かなくなってしまうためです。
目安としては、ネコの年齢や身体能力にもよりますが、30〜40センチ程度がよいと言われています。

⑥出入口は2つ以上作る方が良い

あまり知られていませんが、ネコは後ろ向きに歩くことが苦手です。
また、方向転換も得意ではないため、キャットウォークの出入口は2つ以上作って、歩いているうちに抜けられる構造をおすすめします。

特に、日中に家を空けることが多い人は、不在時に愛猫ちゃんがキャットウォークから出られなくなってしまう危険性がないか、必ずチェックしてくださいね。

⑦脱走防止策もお忘れなく

キャットウォークのルートを窓の近くに設置するときは、外へ出てしまわないよう対策を!
ネコは好奇心旺盛ですので、少しでもスキマがあると屋外へ出ていってしまいますよ。

手作りキャットウォークの作り方とおすすめの材料

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ここでは、キャットウォークをDIYで作るときの注意点を踏まえて、作り方の流れを解説していきます。
どんなキャットウォークにするか検討するところからスタートしますので、自分でやってみたいと思った人はぜひ参考にしてみてくださいね!

●キャットウォークの作り方
①設置場所を決める(部屋数、壁の面など)
②壁の材質を確認する(木材orコンクリートなど)
③壁に穴をあけるか否かの検討(賃貸は特に注意)
④設計図を作る(柱や足場の配置など)
⑤設計図をもとに採寸する
⑥必要な材料と工具を調達する(ホームセンターなど)
⑦必要に応じて材料を加工する(完成品を購入する場合は不要)
⑧部屋にキャットウォークを取り付ける

今までに家具や棚を作った経験があるなど、DIYに慣れている人ならそれほど難しい作業ではありません。
ただ、高い位置への取り付けには十分に注意してくださいね。

一方で、あまりDIYの経験がない人にとっては、設計や材料の購入だけで一苦労かもしれません。
その場合には、できるだけ完成品を取り付けるタイプを選んだ方がよいでしょう。
本記事でご紹介した「ディアウォール」や「ラブリコ」は初心者でも扱いやすいようになっています。
これらのアイテムに木材などを組み合わせるのをおすすめします。

キャットウォークをDIYするときのおすすめ材料

キャットウォークをDIYするときのおすすめ材料は、ニトリやアマゾン、全国のホームセンターなどで購入することができます。

以下は、賃貸または一戸建て・分譲マンションで、シンプルに棚板を取り付けるタイプのキャットウォークを作る例です。また、住宅種別を問わずキャットウォークを設置する方法を「共通」として記載しています。

住宅種別 賃貸 戸建て・分譲マンション 共通
設置方法 壁・床・天井を傷つけない 壁に直接取り付け可能 設置するのみ (一部カラーボックスは取り付けが必要)
材料 ・木材(柱)
・木材(棚板)
・ディアウォール
・棚柱
・棚柱用ブラケット
・木材(棚板)
・棚受け
・テレビ台
(キャットウォーク付)
・カラーボックス
備考 棚柱とブラケットの代わりに棚受けでもOK 棚板は特殊な形でもOK(棚受けが不要なタイプもあり) テレビ台とカラーボックスのどちらか一方でも、組み合わせてもOK

賃貸では壁などを傷つけないことが前提となりますので、本記事でご紹介したディアウォールを使って柱を作り、ブラケットと棚板を付ける方法としています。

一方で、戸建てや分譲マンションでは、棚受けを壁に直接取り付けることができるため、柱を付ける必要がありません。
そのため、棚板の形状や取り付ける位置の自由度が高いといえるでしょう。

どんな住宅でも共通してできるのが、テレビ台やカラーボックスを使う方法です。
テレビ台の周りに棚が付いていて、キャットウォークとして使えるタイプであれば、設置するだけなのでとっても簡単!
カラーボックスを組み合わせると、階段状にすることも可能ですよ。

【CHECK】 アクリル板やガラス板を使えば肉球も見放題!
上記の例では棚板を木材としていますが、アクリル板やガラス板などの透明な素材を使うアレンジ方法もあります。
素材が透明だと、愛猫ちゃんが通るたびに下から肉球も見放題♪ 普段はなかなか下から見ることがないので、新しい魅力を発見できるかも!?

キャットウォークのDIYモデル!おしゃれインスタグラマー実例

お待ちかね!ここからはDIYマスターたちの実例集です!
インスタで人気のおしゃれなキャットウォークをご紹介していきますよ。
シンプルに足場を取り付けたものから階段状になっているものまで、愛猫ちゃんへの愛を感じる作品ばかりです♡

さっそく1つ目は、難易度高めの吊り橋!
天井と壁を使って木材を橋のように固定しています。
吊り橋を降りた先には、棚板とカラーボックスで階段ができているので、渋滞する心配もありません。
5匹の猫ちゃんたちに喜んでもらうことを第一に考えて制作された力作です♪

ディアウォール実例!賃貸物件でもキャットウォークをDIYできる

続いて、ディアウォールを上手に使った実例です!
ディアウォールなら賃貸物件でもキャットウォークを導入でき、取り扱いも簡単なので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

アジャスターを付けた角材を天井に固定して、それぞれの柱にランダムに棚板を固定。
棚板の幅は20センチで、ネコちゃんたちが安全に遊べるよう配慮したそうです。

キャットウォークをお部屋の角に設置することでインテリアの邪魔をせず、むしろ可愛らしいアクセントになっています。
ディアウォールはアマゾンで、木材はホームセンターで購入(カットもしてくれたそうです!)。費用はトータルで3万円弱とのことでした。

使っている木材は柱が2×4(ツーバイフォー)材を7本、棚板はアカシア集成材となっています。
この他に、柱に取り付けて高さを調節する金具や棚受けの金具、ネジなどを使ったそうです。

にぎやかな遊び場ができてネコちゃんたちも満足そうですね♪

キャットウォークがおしゃれな部屋のインテリアに♡

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次は、キャットウォークがインテリアに溶け込んでいる好例です!
愛猫ちゃんと一緒に住んでいるお家という感じが伝わってきますね。

「過去にホームセンターで主婦向けのDIY教室を開いていた」という飼い主さん。
このお家では、最初にキャットウォークを付けたお部屋から、リビングにつながる道まで増設したのだとか!
しかも、自宅の梁(はり)を活かしているので、とっても自然な形になっています。
カラーボックスで「収納」と「キャットウォーク」を両立させているのも理想的ですね♪

棚板の素材は、DIY教室の生徒さんから不要分を頂いたもの+ホームセンターで購入した集成材(厚さ18ミリ)で、購入分の費用は2〜3万円弱とのこと。

こちらのお宅のキャットウォークをもっと見たい!と思った人は、ぜひ #キャットインニャンダーランド で検索してみてください。
キャットウォークのほかに、可愛らしいキャットハウスも制作されていますよ♪

インテリアや家電がキャットウォークの一部に

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ラストは、インテリアと家電も含めてキャットウォークを仕上げているこちらのお宅です!

木製のボックスを壁に固定して、上をネコちゃんが歩けるようにしています。
こちらは普通のカラーボックスなので、安全のため滑り止めとビスで強度を上げてあるそうです。
インテリアとしてもオシャレで、もちろんキャットウォークとしても十分に機能しています。

そして、滑り止めの付いたキャットウォークを歩いて行くと、階段から冷蔵庫の上まで渡れるようになっているのです!
冷蔵庫など家電の上はネコちゃんたちが好むスポットなので、キャットウォークを通してあげると喜ばれますね。

こちらの材料費はトータルで1万円くらいとのこと。
リーズナブルにおしゃれなキャットウォークを取り付けられるのは、うらやましい限りです。

キャットウォークをDIYして愛猫も人も大満足

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キャットウォークのDIYにおける注意点や方法、おしゃれインスタの実例までをご紹介してきましたが、気になるものはありましたか?
いきなり達人たちのハイレベルなDIYを見てしまうと、「キャットウォークは難しそう…」と思われるかもしれませんが、初心者でも簡単にできる方法もありますので、ぜひ挑戦してみてくださいね!

愛猫ちゃんが楽しそうに動き回っているのを見ていると、自分も幸せな気持ちになって毎日の生活が楽しくなりますよ。

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