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一人暮らしをはじめるために必要な費用は賃貸物件にかかる費用だけではありません。引越し費用や家具家電、生活用品をそろえる費用なども必要になります。

今回の記事では一人暮らしの初期費用の相場や内訳、安く抑えるコツなどを紹介しています。一人暮らしをはじめる人はぜひ参考にしてください。新生活の準備を円滑に進めましょう。



一人暮らしの初期費用の相場は?

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一人暮らしの初期費用の相場は平均50万円ほどといわれています。初期費用には賃貸物件にかかる費用や引っ越し費用、家具家電・生活用品をそろえるためにかかる費用があります。それぞれ詳しく解説していきます。

賃貸物件にかかる初期費用

一人暮らしの初期費用として主な割合を占めるのは賃貸物件を契約する際にかかる費用です。一般的に家賃の5〜6ヶ月分ほどかかるといわれています。

敷金や礼金、仲介手数料などを支払う必要があり、家賃の何ヶ月分と決まっていることがほとんどです。そのため家賃が高ければ高いほど初期費用も高くなります。

賃貸物件にかかる初期費用の内訳と目安を表にしました。それぞれ詳しく解説していきます。

内訳 目安金額
敷金 家賃1~2ヶ月分
礼金 家賃1~2ヶ月分
仲介手数料 家賃1ヶ月分
前賃貸料 家賃1ヶ月分
日割り賃貸料 入居日を基準に日割りで計算
賃貸保証料 家賃0.5~1ヶ月分
火災保険料 1~2万円
鍵交換費用 1~2万円
消毒料 1万円

ちなみに社会人の場合、家賃は手取りの2〜3割が理想といわれています。大学生の場合は東京都内の大学に通う人で6〜10万、東京都内以外の大学に通う人で4〜8万ほどが相場のようです。詳しくはこちらの記事を参考にしてください。

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●敷金

敷金とは借主が貸主に一時的に預けておくお金のことです。目安は家賃1〜2ヶ月分ほどとなっています。部屋を破損してしまった場合の修繕費用や万が一家賃を滞納してしまった場合の支払いなどに充てられ、残金があれば退去後に返ってきます。

●礼金

礼金とは借主が貸主に対して感謝の気持ちを込めて支払うお金のことです。目安は家賃1〜2ヶ月分ほどです。敷金とは異なり、退去後に返ってくることはありません。

●仲介手数料

仲介手数料とは賃貸物件の紹介や案内、契約などの仲介をしてくれた不動産会社へ支払うお金のことです。目安は家賃1ヶ月分です。仲介手数料の上限は、借主と貸主合わせて家賃の1ヶ月分+消費税と決まっています。

●前賃貸料

前賃貸料とは賃貸契約時にあらかじめ支払う翌月分の賃貸料のことです。賃貸料には家賃だけではなく、管理費や共益費も含まれます。管理費や共益費とはどちらも物件の共用部分を管理・維持する際の費用のことをいい、明確な区別はありません。

●日割り賃貸料

日割り賃貸料とは賃貸契約した当月に入居する場合に日割り計算して支払う当月分の賃貸料のことです。もちろん、日割り賃貸料も家賃だけではなく管理費や共益費が含まれます。

●賃貸保証料

賃貸保証料とは連帯保証人がいない場合や連帯保証人不要の物件を賃貸する場合に代わりに保証人となってもらう会社に支払う費用のことをいいます。家賃0.5〜1ヶ月分が目安です。賃貸契約時に初回保証料を支払ったあとは、毎月家賃の数%が賃貸保証料としてかかる場合や一定期間ごとに更新料がかかる場合があります。

●火災保険料

火災保険料とは火災だけではなく地震や落雷、水漏れなどで建物や部屋に損害があった場合に備えて保険に加入するための費用のことです。目安は1〜2万円となっており、基本的に1年もしくは2年ごとに更新料がかかります。

●鍵交換費用

鍵交換費用とは入居するにあたって新しく鍵を交換するためにかかる費用のことです。鍵のタイプによって費用は異なりますが、1〜2万円が目安となっています。

●消毒料

消毒料は入居前に管理会社や専門業者などが室内を消毒するためにかかる費用のことをいいます。目安は1万円ほどです。

引っ越しにかかる費用

荷物を新居に運ぶために業者を利用する場合は引っ越し費用がかかります。引っ越し費用は時期や移動距離、曜日、荷物量などによって異なりますが、3〜10万円が目安です。

とくに3月や4月は大学進学や就職、転勤などにより引っ越しを依頼する人が多くなるため、ほかの時期と比較して費用が高くなっています。繁忙期は引っ越し業者のスケジュールが埋まりやすいため希望の日時に引っ越しできない可能性もあります。繁忙期に引っ越しする場合は早めに予約しておくことが大切です。

また、引っ越し距離が長くなればなるほど、荷物量が多くなればなるほど引っ越し費用は高くなります。さらに、平日よりも土日祝日のほうが高い傾向のため、あらかじめ引っ越し業者に見積もりを頼みましょう。

家具家電、生活用品にかかる初期費用

一人暮らしをはじめるためには家具や家電、生活用品をそろえる必要があります。目安として25万円ほどです。最初は必要最低限のものだけを購入し、徐々にそろえていくと良いかもしれません。それぞれどのようなものが必要になるのか詳しく解説します。

●家具、家電

一人暮らしで必要になる家具や家電を表にしました。物件によっては照明やエアコンが付いている場合もあるので事前に確認しておきましょう。

入居時にそろえておいたほうが良い家具家電
種類 目安金額
寝具 1.5万円〜
カーテン 3千円〜
テーブル 5千円〜
収納家具 3千円〜
冷蔵庫 2万円〜
電子レンジ 5千円〜
照明 5千円〜
冷暖房器具 2万円〜
ドライヤー 3千円〜
ケトル 3千円〜

入居後に必要に応じてそろえることをおすすめする家具家電
種類 目安金額
テレビ台 5千円〜
ソファ・椅子 5千円〜
洗濯機 2万円〜
炊飯器 5千円〜
掃除機 3千円〜
テレビ 2万円〜

家具や家電を購入する際は入居日と搬送日の調整が必要になります。引っ越しシーズンの3月や4月は家具や家電をそろえる人も多いため希望日時に搬送ができない可能性もあります。

調整が面倒な場合は、引っ越し業者が販売している家具や家電を購入することも1つの手です。引っ越し業者から購入するメリットとして、引っ越し当日に届く点や引っ越しとのセット割引がある点などが挙げられます。

●生活用品

必要な生活用品は人によって異なります。最初からすべてそろえる必要はありません。自分にとって必要最低限のものを購入し、その後は必要に応じて徐々に購入していくことをおすすめします。代表的な生活用品を表にしました。ぜひ、参考にしてください。

生活用品 具体例
キッチン用品 包丁、まな板、菜箸、フライパン、鍋、フライ返し、おたま、ボウル、ザル、計量カップ、計量スプーン、食器、コップ、箸、スプーン、フォーク、ナイフ、スポンジ、食器用洗剤、サランラップ、アルミホイル、ピーラー、キッチン用はさみ、調味料
風呂用品 シャンプー、リンス、ボディソープ、風呂用洗剤、風呂掃除用スポンジ、タオル、ボディタオル、バスマット、洗面器
洗面用品 歯ブラシ、歯磨き粉、ハンドソープ、洗顔料、フェイスタオル
洗濯用品 ハンガー、洗濯用洗剤、柔軟剤、漂白剤、物干し竿、洗濯ばさみ、洗濯ネット、洗濯かご
トイレ用品 トイレットペーパー、トイレ掃除用ブラシ、トイレ用洗剤、トイレマット、便座カバー
その他 ゴミ袋、ティッシュペーパー、雑巾、床用ワイパー、ほうき、ちり取り、常備薬

一人暮らしの賃貸物件にかかる初期費用を抑えるコツは?

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賃貸物件にかかる費用は一人暮らしにかかる初期費用の大部分を占めます。安くすることができれば、大幅に初期費用を抑えることが可能です。コツを紹介するので参考にしてください。

家賃が安い物件を選ぶ

家賃が安い物件を選べば初期費用を抑えられます。賃貸物件にかかる初期費用は家賃何ヶ月分となっているものが多いため、家賃が安ければ安いほど初期費用も安くなります。

比較的家賃が安い物件は駅から遠い物件や築年数が古い物件、低層階の物件などです。また、人気エリアは家賃が高い傾向にあるため、家賃相場が安いエリアの物件を探してみましょう。

敷金礼金がゼロの物件を選ぶ

敷金や礼金がゼロの物件もあるので、初期費用を抑えたい場合はそのような物件を探してみましょう。とくに礼金がかからない物件をおすすめします。礼金は先述したとおり、貸主に対するお礼として払うものなので退去後も返ってくることはありません。礼金が不要に感じる人にとっては礼金がゼロだと嬉しいですよね。

敷金がかからない物件は部屋の修繕やクリーニングが必要な場合に退去時に別途徴収されることがあります。初期費用が安く抑えられる点はメリットですが、退去時にお金がかかる可能性もあることを忘れないようにしましょう。

また、敷金や礼金がかかる物件であっても交渉により安くなる可能性もあります。とくに引っ越しシーズンが落ち着いた6月〜8月頃は空き室は避けたいと考えている貸主も多いため交渉しやすいかもしれません。

フリーレントの物件を選ぶ

フリーレントの物件を選ぶことも初期費用をおさえるための1つの手です。フリーレントとは入居後に一定期間の家賃が無料になることをいいます。期間は1〜2ヶ月の物件が多いですが、なかには半年ほどの物件もありますよ。

しかし、契約期間が長いものが多く、途中解約するとフリーレントでお得になった分よりもかえって違約金がかかってしまう場合もあります。事前に契約期間や違約金に関することなどを確認しておきましょう。

仲介手数料が安い業者を選ぶ

初期費用を抑えるためには仲介手数料が安い業者を探してみると良いですよ。家賃の約1ヶ月分を仲介手数料としている業者が多いですが、なかには0.5ヶ月分や無料としている業者もあります。また、定められた上限内であれば業者が決めることができるため、交渉することで安くしてくれる場合もあるかもしれませんね。

保険料が安い火災保険に加入する

初期費用を少しでも抑えたい人は保険料が安い火災保険に加入しましょう。賃貸契約の際に不動産会社が加入する火災保険を指定することが多いですが、相場よりも高い場合があります。

火災保険の会社やプランはさまざまであり、ネットなどでも簡単に見積もりを出してもらえます。
初期費用を安く抑えるためによりお得な火災保険を探してみましょう。

自分で火災保険を探したい場合は事前に不動産会社に確認する必要があります。了承を得た場合は入居までに加入しておく必要があるため忘れないようにしてくださいね。

一人暮らしの引っ越しにかかる初期費用を抑えるコツは?

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引っ越し費用を安く抑えるコツは時期や曜日などにあります。詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。

引っ越しはオフシーズンを狙う

引っ越しする時期はオフシーズンを狙いましょう。オフシーズンとは1年間のなかで引っ越しを頼む人が少ない時期のことをいいます。

先述したとおり、3月〜4月は引っ越しを依頼する人が多いため引っ越し費用も高い傾向にあります。引っ越しにおけるオフシーズンは5月〜2月です。時期をずらしてオフシーズンに引っ越しすることで費用を抑えられます。

また、平日よりも土日祝日のほうが引っ越し費用が高いことが多いため、可能ならば平日に引っ越しをすると良いでしょう。

引っ越し業者に値段交渉する

引っ越し費用をさらに抑えるためには引っ越し業者に値段交渉することをおすすめします。引っ越し業者は引っ越し前に見積もりを出してくれますが、ほかの業者と比較して高い場合は交渉する余地があります。そのため1つの業者だけではなく、複数の業者から見積もりを出してもらうと良いですよ。

一人暮らしの家具家電にかかる初期費用を抑えるコツは?

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賃貸契約にかかる費用や引っ越し費用だけではなく、家具家電にかかる費用も抑えましょう。中古品を購入したり家具家電付きの物件に住んだりすることで安く抑えることができます。

家具家電は中古品を購入する

家具家電は中古品を購入することで初期費用を抑えられます。リサイクルショップだけではなく、フリマアプリなども活用しましょう。

中古品を購入する場合は、引っ越しシーズンを狙うのがおすすめです。引っ越しを機会に家具や家電を新しくする場合があり、不要になったものを売る人も多くなります。ほしい家具や家電が見つかりやすいかもしれません。

家具家電付きの物件を探す

必要最低限の家具家電がついている物件もあるので、検討してみましょう。家具家電をそろえる必要がないため、大幅に初期費用を安く抑えられます。家具や家電を探す手間や搬送日などの調節が不要な点もメリットです。

しかし、家具家電付きの物件はほかの物件と比較して家賃が高くなっています。家具や家電を長く使用する可能性がある人はかえってコストがかかる場合もあるのでよく検討しましょう。

一人暮らし経験者からのアドバイス!初期費用を抑えるためには?

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期間限定で住むならば、家具付き物件がオススメです。また、新生活となると身の回りのものもきっちり準備して一新したくなりますが、食器や生活用品はまずは100均で最低限一通り揃えるなどして、後からお気に入りを少しずつ増やしていくと良いと思います。
ふるとり・神奈川県・女性・20代

同じ物件を複数の不動産会社で扱っていたため、初期費用の安い方で契約をしました。また引越しのダンボールの準備や荷造りなどは自分で行い、荷物の運搬だけを業者にお願いするようにしました。家賃や敷金・礼金など、物件や利用する不動産会社によって費用がかなり変わってきます。事前に下調べをきちんとすることで良い物件を見極められるようになれば、初期費用を抑えることが出来ると思います。
まるもり・東京都・女性・40代

一人暮らしの初期費用を抑えて生活費に備えよう

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今回の記事では一人暮らしの初期費用の相場や内訳、安く抑えるコツを紹介しました。一人暮らしをはじめるためには大きな費用がかかりますね。できるだけ早いうちから初期費用のためのお金を貯めておきましょう。また、一人暮らしがはじまったあとは家賃のほかに食費や光熱費などの生活費もかかってきます。初期費用を安く抑えて当面の生活費に備え、ゆとりのある楽しい新生活をスタートさせましょう。

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