虫が苦手な方必見！虫が出にくい物件探しのポイントとすぐできる防虫対策まとめ

「虫の出ない家に住みたい！」そんな思いを抱いて「引っ越し先は害虫駆除がされているはずだから安心安心！」と思って入居したら、初日にゴキブリと出くわした…！こんな経験をしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

まさか？と思われるかもしれませんが、意外とこのような話は多くあります。そこで今回は、害虫が出にくい物件探しのポイントと、防虫対策についてまとめました。

虫が出にくい物件の特徴

虫がどんな環境を好むかを考えれば、どんな物件に虫が出にくいのかも自然と見えてくると思います。害虫の出やすい環境を知ることが、害虫の出ない新居を見つけるためのコツなのです。

日当たりと風通しの良い物件

害虫は暗くてじめじめしたところが大好きですから、湿気が多くてカビ臭がするような押し入れがある家は要注意です。西向き、北向きの家も湿気が多くなりがちなので、同じく注意が必要でしょう。南向き、東向きで明るく風通しの良い物件を選ぶのが、まずは重要ポイントとなります。

害虫のエサが周りに転がっていない物件

単純な話なのですが、どんな虫でもエサのあるところへ集まります。その物件の一階がコンビニやスーパー、飲食店だった場合、または近隣に食品を扱うお店があった場合は、害虫が出やすい環境にあるといえます。

また、隣人などのマナーもチェックしたいところです。周囲の人のマナーを知るのは難しいものですが、ベランダや通路にゴミ袋が転がっているような物件はやめておいたほうが無難です。

3階以上の部屋

こちらも単純な話ではあるのですが、害虫は地面から近ければ近いほどアプローチしやすいため、1階の部屋は出やすい傾向にあります。とくに虫の苦手な人は2階よりも3階、3階よりも4階と、できるだけ上の階を選ぶようにするとよいでしょう。

鉄筋コンクリート造の物件

4階建て以上の高層物件であれば、鉄筋コンクリート造が一般的だと思います。虫が大嫌いという方は、このような鉄筋構造のマンションを選ぶのも重要なポイントです。木造の家は隙間が多いため、虫が入り込みやすくなっているので避けたほうがいいかもしれません。

絶対に虫に出会いたくない方向け！すぐに実践できる防虫対策

虫が出ず、気持ちの良い状態で新居の生活をスタートするために、自分でできる防虫対策をご紹介します。

まだ荷物がない状態の新居で防虫剤を散布する

新居の管理会社が害虫駆除を行ってくれたとしても、入居まで日が経ってしまった場合は、念のため自分でも防虫剤を撒いておくと安心です。市販の煙が部屋全体に噴射されるタイプの住居用防虫剤は、散布の間は部屋に入ることができません。さらに、場合によっては家具を布などで覆っておく必要もあるため、部屋に荷物を運びこむ前に済ませてしまうのが理想的です。

虫の侵入経路をふさいでおく

防虫剤を散布し、虫を駆除した後は、掃除がてら虫の侵入経路をふさいでおきましょう。害虫はキッチンや洗濯機、洗面所のパイプの隙間から侵入します。エアコンホースの隙間にも注意しましょう。ビニールテープなどで補修しますが、ビニールテープは一定期間を過ぎると劣化するため、約1年ごとの定期的なチェックは忘れないでください。

引っ越し用の段ボールは新品を使う

実は、段ボールの隙間はゴキブリが卵を産みつけるのに適した場所です。荷造り用にスーパーなどからもらってきた段ボールを使うと、害虫までもらってしまうことがあります。そのため、引っ越し用の段ボールは、引っ越し会社からもらうものも含め、全て新品を使いましょう。また、引っ越し後はすぐに荷解きをします。家に段ボールを残してはなりません。