質問:これは何日目のレタスでしょうか?

質問:これは何日目のレタスでしょうか?

このサラダボウルによそったレタス、スーパーで買ってきてから何日目だと思いますか?

なんと37日目!遠方の産地から運ばれてきたものなので、収穫してからはさらに日が経っています。いつもはもっと早く食べきってしまいますが、今回は「爪楊枝」を使った方法で5週間ほどおくとどうなるかを思い切って試してみました。のちほど、ここまでの経過をじっくりご覧に入れます。

「芯をくり抜いて濡らしたティッシュを詰める」は、パス

「芯をくり抜いて濡らしたティッシュを詰める」は、パス

冬場など価格が高騰することのあるレタスですが、家族みんなが大好き。丹精された農家さんのためにも高くてもなるべく購入し、大切においしく食べきりたいと保存方法をいろいろ試してきました。

よく聞くのが「芯をくり抜いて濡らしたティッシュを詰める」方法。以前はこうしていましたが、5日後のこの画像のように、切り口が変色し、芯がスカスカになって傷み、葉もしなびてきてしまいます。

白い汁が出て空気に触れ変色した部分は食べても問題ないそうですが、もったいないと思いながらも見た目が良くなく捨てていました。

ほかにも、レタス保存専用という、底のツノのような突起に芯をくり抜いて刺して使う容器を使ったこともありますが、食べていくにつれ大きな容器自体が邪魔に。

芯をスライスして小麦粉を塗るという方法も切り口から乾燥しにくくなるようですが、粉で汚れるのと、試した当時、期待したほど長持ちせず敬遠……など。

そして出合って効果に驚いたのが「爪楊枝」を使った方法でした。長持ちするのはもちろん、食べるときにはじめて芯からちぎるので、切り口が新鮮そのもの!変色させてはムダにすることもないのです。

爪楊枝を使った保存方法はコレ!

爪楊枝を使った保存方法はコレ!

それでは、爪楊枝を使った方法をご紹介します。なぜ爪楊枝を刺すと良いかというと、レタスの成長点は芯の部分にあり、そこを適度に破壊することでそれ以上の成長が止まり、シャキシャキの状態が長く保てるからだそうです。「レタスの活け締め」のような感じでしょうか。

私は4本にしていますが、3本でもいいようです。まず1本を手でブスッと、無理なく刺せるところまで刺します。

爪楊枝を使った保存方法はコレ!

さらに、引っ掛からないように爪楊枝を押し込みます。スプーンの丸い腹で押すとの紹介が多いですが、私はそれだとガクッと滑ったりするので、もっぱら包丁の広い面でペシペシ叩いています(加減しやすく、スカッとしますよ!)。残りの爪楊枝も1本ずつ刺します。

爪楊枝を使った保存方法はコレ!

刺し終えたら、2枚分つながったままのキッチンペーパーの中央に芯を当ててくるみ、ビニール袋に入れて冷蔵庫へ。経験上、キッチンペーパーでくるんだほうが、ビニール袋の内側に水滴ができて直接触れて傷んだりせず、全体に適度な湿気が保てるようです。

では、5週間チャレンジ!

では、5週間チャレンジ!

さてここからは、冒頭のレタスの37日前に買ってきてから約5週間の経過です。売り場で芯の切り口がなるべく白いものを選んで、そのまま爪楊枝を刺し、状態が見やすいように外葉をはずしました。

こちらは7日目(1週間目)。右上のように、はずした葉の断面は真っ白です。

では、5週間チャレンジ!

次は、さらに8日経った15日後(約2週間目)。少し葉をはずしてみましたが、相変わらずシャキシャキ!7日目に葉をはずしたときに爪を引っ掛けてしまったところが少し茶色くなっています。

では、5週間チャレンジ!

そして、さらに8日経った23日後(約3週間目)。ハリもあり、変わりなしです。

では、5週間チャレンジ!

さらにドンと14日間、空けてみました。37日後(約5週間目)です。この前よりは少~し柔らかいかな、緑の色味が浅くなったかなという感じです。

ただキッチンペーパーの端にカビのような点が若干見られました。ここでストップ。普通はこんなに長くそのままにしておきませんが、保存している間、キッチンペーパーの状態も確認するとよさそうです。

では、5週間チャレンジ!

芯をひねって抜いてみました。特に異常なし。

では、5週間チャレンジ!

全部分解してみました。うっすら茶色い部分もありますが、中心の小さな葉までキレイです。

では、5週間チャレンジ!

そして冒頭の画像がこちら!洗って水を切り、食べてみました。甘くて普通においしく、苦みもまったくなかったです。

では、5週間チャレンジ!

芯を抜かない「爪楊枝」保存法の5週間チャレンジ。なかなかの成果が見られて、私もビックリです。とはいえ、早く新鮮なうちに食べきるほうがもちろんいいです!

そのレタスによって状況が違うかもしれませんが、まだ爪楊枝を試したことのない方は、トライしてみませんか!?


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