一人暮らし・家族の引っ越し費用の相場は?実際に費用を安くした方法も紹介の画像01

今回は、一人暮らし・家族それぞれの引っ越し費用の相場をご紹介します。
費用を安く抑えるポイントについても解説するので、ぜひ最後までご覧ください。

実際に引っ越し費用を安く抑えた体験談もご紹介します!
できるだけ低価格で引っ越ししたい方は、ぜひチェックしてみてくださいね!

▶関連記事 一人暮らしの初期費用は最低いくら?詳しい内訳や安く抑えるコツも紹介

【時期別】単身(一人暮らし)・家族の引っ越し費用相場

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引っ越し費用は、時期によって価格が大きく異なります
入学や卒業、就職、転勤などで引っ越しが増加する3〜4月は「繁忙期」と呼ばれ、引っ越し費用が高額になりやすいです

「急に転勤が決まった」などの事情がない場合は、1〜5月の「通常期」に引っ越すほうが費用を抑えられますよ
それでは具体的に、引っ越し費用の相場を時期ごとに見てみましょう。

繁忙期の引っ越し費用相場

繁忙期と呼ばれる3〜4月において、条件ごとに引っ越し費用の相場をまとめました。

【単身(一人暮らし)の場合】

単身 荷物小 単身 荷物大
~15km未満
(同市区町村程度)
約3~4万円 約4~6万円
~50km未満
(同都道府県程度)
約4~6万円 約5~6万円
~200km未満
(同一地方程度)
約5~6万円 約6~8万円
~500km未満
(近隣地方程度)
約5~7万円 約7~10万円
500km以上
(遠距離地方程度)
約5~8万円 約8~11万円

【家族の場合】
2人家族 3人家族 4人家族 5人家族以上
~15km未満
(同市区町村程度)
約7~9万円 約9~10万円 約10~12万円 約10~15万円
~50km未満
(同都道府県程度)
約8~10万円 約10~12万円 約11~15万円 約14~20万円
~200km未満
(同一地方程度)
約11~15万円 約13~18万円 約15~20万円 約15~25万円
~500km未満
(近隣地方程度)
約12~20万円 約18~26万円 約20~26万円 約29~33万円
500km以上
(遠距離地方程度)
約16~30万円 約19~32万円 約21~35万円 約26~37万円

荷物の量や移動距離、市場の変化によっても費用は異なるので、上記はあくまで参考としてください。

通常期の引っ越し費用相場

通常期(1〜5月)の引っ越し費用の相場について、表にまとめました。

【単身(一人暮らし)の場合】

単身 荷物小 単身 荷物大
~15km未満
(同市区町村程度)
約2~4万円 約3~5万円
~50km未満
(同都道府県程度)
約3~4万円 約3~5万円
~200km未満
(同一地方程度)
約4~5万円 約5~7万円
~500km未満
(近隣地方程度)
約5~6万円 約6~8万円
500km以上
(遠距離地方程度)
約5~7万円 約7~10万円

【家族の場合】
2人家族 3人家族 4人家族 5人家族以上
~15km未満
(同市区町村程度)
約6~7万円 約7~8万円 約7~10万円 約8~14万円
~50km未満
(同都道府県程度)
約6~8万円 約7~9万円 約9~12万円 約10~16万円
~200km未満
(同一地方程度)
約7~10万円 約9~11万円 約10~14万円 約11~19万円
~500km未満
(近隣地方程度)
約10~14万円 約12~16万円 約12~18万円 約13~24万円
500km以上
(遠距離地方程度)
約11~18万円 約13~22万円 約15~24万円 約15~35万円

同じ移動距離の場合でも、繁忙期か通常期かで1万円以上の差が生じます。

手軽に引っ越し費用を見積もりたいときはシミュレーションがおすすめ

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手軽に・正確な費用を見積もりたいときは、シミュレーションを行ってみましょう
ニフティ不動産の引越し見積もり」は、価格交渉と見積もりをコンシェルジュが代行します。

約40社の引っ越し業者の見積もりを一括で比較するので、費用を大幅に削減可能です
興味のある方は、お申し込みフォームに必要事項を入力し、見積もりを依頼してみてくださいね。

引っ越し費用はどうやって決まるの?

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引っ越し費用は、主に4つの要素で構成されています。

・基本運賃
・割増料金
・実費
・付帯サービス料金

1つずつ、詳しく解説していきましょう。

基本運賃

基本運賃は「移動距離・荷物の量・作業時間」に応じて変動します
国土交通省が規定した「標準引越運送約款」を基準にするため、業者によって基本運賃が大きく変化することはありません。

基本運賃は「距離制」と「時間制」の2通りの考え方があります
どちらの考え方が適用されるかは、移動距離によって決まりますよ。

条件 適用される考え方 費用の決め方
移動距離が100km以内の場合 時間制 引っ越し作業にかかる時間によって変動する
移動距離が100kmを超える場合 距離制 引っ越しする距離によって変動する

国土交通省近畿運輸局」が提示している時間制・距離制の運賃例は、以下の通りです。

【時間制(1トン超え2トン車までの場合)】

上限 下限
4時間制 20,360円 13,580円
8時間制 33,970円 22,650円
8時間を超え
1時間増すごとに
3,410円 2,270円

【距離制(1トン超え2トン車までの場合)】
上限 下限
100kmを超え110kmまで 37,560円 25,040円
140kmを超え150kmまで 43,850円 29,230円
190kmを超え200kmまで 51,720円 34,480円
200kmを超え500kmまで
20kmまでを増すごとに
2,760円 1,840円
500kmを超え
50kmまでを増すごとに
6,940円 4,620円

引っ越し先が決まったら、距離制と時間制のどちらが適用されるのかを確認しましょう。

割増料金

次のような日程や時間帯で引っ越しする際は、割増料金がかかる可能性があります。

・繁忙期(3~4月)
・土日祝
・早朝や深夜
・月初や月末
・ゴールデンウィークや年末年始などの長期連休

上記の日程・時間帯は予約が集中しやすいので、料金が高めに設定されるのです。

実費

実費とは、引っ越し作業で発生する費用のことです
たとえば、以下の費用は実費に該当します。

・引っ越しスタッフの人件費
・梱包資材費(段ボール箱など)
・ガソリン料金
・高速道路やフェリーの利用料

つまり、同じ移動距離・荷物の量の場合でも、フェリーや高速道路を利用する引っ越しのほうが費用がかさみますよ。

付帯サービス料金

荷物の搬出入や運搬以外の業務を依頼したときは、付帯サービス料金がかかります
付帯サービス料金の例は、以下の通りです。

・エアコンの取り外しや取り付け
・荷造りや荷解き
・ハウスクリーニング
・ピアノなどの特殊な荷物の輸送

業者によって付帯サービス料金の価格設定は異なるので、依頼する場合は事前に料金をチェックしておいてください。

引っ越し費用を安く抑える6つのポイント

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引っ越し費用を安く抑える6つのポイントをご紹介します。

①複数の業者に見積もりを依頼する
②引っ越し業者の口コミを確認する
③繁忙期を避ける
④曜日・時間帯にこだわらない
⑤自分で荷造りする
⑥早めに申し込む

引っ越しをする前に、ポイントを理解しておきましょう。

①複数の業者に見積もりを依頼する

同じ条件でも、引っ越し業者によって提示する見積もり価格は異なります。
複数に見積もりを依頼すれば、より低価格で作業可能な業者を見つけられるでしょう

すでに依頼する業者が決まっている方でも、引っ越しの相場を把握しているほうが価格を交渉しやすいです

「何社も比較するのは大変……」という方には、一括見積もりできるサービスがおすすめ。
ニフティ不動産の引越し見積もり」のサービスを利用すると、約40社の費用を一括で比較できて「最大60%」費用が安くなります。

②引っ越し業者の口コミを確認する

依頼したい引っ越し業者が絞れたら、事前に口コミを確認しておきましょう
「運搬料金は安かったけれどダンボール代が高かった」や「運び方が雑で家電が壊れた」など、引っ越ししてからサービス内容に後悔するケースも多いです。

サービスに満足できなければ、結局はコスパが悪くなってしまいます
口コミはあくまで個人の感想ですが、悪い評価が多い業者は避けたほうがよいですね。

③繁忙期を避ける

「【時期別】単身(一人暮らし)・家族の引っ越し費用相場」で説明したように、繁忙期は引っ越し費用がアップします。
条件によって変化しますが、繁忙期か・通常期かによって1万円以上の差額が発生しますよ
繁忙期を避けることが、引っ越し費用を安く抑えるポイントのひとつです。

④曜日・時間帯にこだわらない

繁忙期以外にも、以下の日程や時間帯は引っ越し費用が高くなりやすいです。

・土日祝
・早朝や深夜
・月初や月末
・大安などの縁起がよい日

作業を早く終わらせられる「午前便」は需要が高く、その分費用がアップする傾向にあります。
「拘束される時間が長くてもコストダウンしたい」という方は、引っ越しの時間帯を指定しない「午後便」や「フリー便」を活用してみてください

⑤自分で荷造りする

荷造りや荷解きなど、頼む作業が多いほど引っ越し料金が上がります
荷物の量によっても費用は変動するので、引っ越しの準備をする際は以下の2点に注意しましょう。

・不用品は事前に処分して荷物を減らす
・大きな家具は転居先で購入する

もし引っ越しまでに荷造りが終わらなかった場合、追加料金を支払ってスタッフに梱包作業を手伝ってもらわなければいけません。
ギリギリになってから「段ボールが足りない!」と焦らないように、余裕を持って1週間前から準備しておくと安心です

⑥早めに申し込む

引っ越しを早期に申し込んだ場合、割引サービスが適用される業者もあります
業者ごとに期間や条件は違いますが、一般的に「引っ越し日より1ヶ月前」であれば割引が適用されます

なお、繁忙期に関しては早割が使えないケースが多いので注意してください。
引っ越し予定日がすでに決まっている方は、依頼する業者が早期割引を提供しているかチェックしておきましょう。

経験者に聞く!引っ越し費用を安く抑えた体験談

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最後に、引っ越し費用を安く抑えた体験談をご紹介するので、参考にしてみてください。

実際の体験談はこちらです。

できるだけ物を捨てて、自分でトラックを借りて積み込みました。
最初の見積もり段階から、10万円程度費用を抑えられましたよ
メルカリやジモティなどで不要物を買い取ってもらえば、より費用を浮かせられると思います。
引っ越しは、とにかく早めに準備することが大切。
段ボール代も馬鹿にならないので、近くにスーパーやドラッグストアがある方は、そこを訪ねて無料でもらうのがおすすめですぴーた・会社員・東京都・20代・男性

不要な衣類や使わない物は、引っ越し前に処分しました。
イスやテーブルなど、かさばるものは可能な限り分解して小さくして、たくさんの荷物をトラックに積み込めるように工夫しましたね
移動回数を少なくすると、引っ越しにかかるガソリン代を抑えられます。 ヒロタカ・パート・熊本県・20代・男性

比較サイトで見積もり価格を比べた結果、最安値の引っ越し業者に依頼しました
最安値の業者に飛びつきましたが、ソファーを実家の階段にぶつけられ、階段がへこんでしまい……。
業者が帰ったあとに気が付いたため、私は両親から怒られました。
まだ実家でよかったのですが、賃貸の物件だったら確実にトラブルになっていましたね。
値段だけを重視してもいけないと感じた体験です熊本県・無職・東京都・30代・女性

費用を安くしたいならば、できるだけ荷物を減らす工夫をしましょう。
運べるものは先に自分で自家用車で運び、不要な家具は解体して処分しておきます
時間も指定せず、業者に任せました。
6人家族なので、もともとは引っ越し費用がかなりかかる想定でした。
しかし、工夫したおかげで約7万円コストを減らせたんです
引っ越しまで1ヶ月しかなかったのですが、あと2〜3ヶ月準備期間があれば、さらに2万円ほど費用を抑えられたと思います。 ハゲナス61・会社員・埼玉県・60代以上・男性

引っ越しをする前に費用の相場を知っておこう!

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今回は、一人暮らし・家族それぞれの引っ越し費用の相場をご紹介しました。
引っ越し費用の内訳は「基本運賃・割増料金・実費・付帯サービス料金」です。

引っ越す方が増える3〜4月は繁忙期と呼ばれ、価格が高騰します。
繁忙期や土日祝の引っ越しを避けることが、費用を安く抑えるポイントですよ。

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