洗濯のパワーをUPさせる!100均でセスキ、重曹、過炭酸ナトリウムを購入☆

100均でセスキ、重曹、過炭酸ナトリウムを購入

DAISO(ダイソー)で、セスキ(セスキ炭酸ソーダ)、重曹、過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)を購入。セスキ、重曹については液体もありましたが、コスパや計量のしやすさを考えて、すべて粉末を選びました。

重曹は、もう何年も前に、洗濯に使っていたことがあります。タオルや作業着の臭いが気になっていたとき、脱いだ衣服に重曹をふりかけておくと、消臭に効果があるということで実践。

重曹のついた洗濯物は、洗濯機でそのまま洗ってOKとのことで、翌朝そうしましたが、溶け残った重曹が色の濃い服にポツポツと残ってしまい、家族に不評でした。

効果もそれほど感じなかったので、洗濯には使わなくなってしまいましたが、今思えば、使い方や効果について勉強不足でした。当時は、重曹が水に溶けにくいことも知りませんでした。

本命は「過炭酸ナトリウムを使った殺菌」に!

事前学習により、本命は「過炭酸ナトリウムを使った殺菌」に!

以前の反省をいかし、今回はインターネットや本で、使い方やその根拠をしっかり理解してから使うことにしました。

タオルのイヤな臭いの原因は、落としきれなかった汚れや、汚れに繁殖した微生物。菌が繁殖してひどく臭うようになってしまうと、殺菌しない限りは臭いを消すことができません。

いずれも弱アルカリ性の重曹、セスキ、過炭酸ナトリウムは、この順番でアルカリ性が強くなります。殺菌効果があるのはこの3つの中では過炭酸ナトリウムのみ。過炭酸ナトリウムが分解されて発生する活性酸素に、殺菌・漂白の効果があります。

活性酸素の発生は、水温と時間の影響を受けます。効果が一番期待できるのは、40℃から50℃のお湯に過炭酸ナトリウムを溶かした溶液に、洗濯物を20分以上浸けること、というのが分かりました。

40℃のお湯に過炭酸ナトリウムを溶かしてタオルを殺菌

40℃のお湯に過炭酸ナトリウムを溶かしてタオルを殺菌

殺菌の前に、タオルを一度洗濯しました。洗濯物に汚れが残っていると、過炭酸ナトリウムは汚れを分解するのに使われてしまい、殺菌効果が小さくなるからです。

40℃のお湯3リットルに対して大さじ2杯の過炭酸ナトリウムを溶かし、臭いが気になるタオルを漬け込みます。ふたのできる容器で作業すると、お湯が冷めなくて効果的です。自宅で試したときは、バケツに漬け込み、洗面器でふたをしました。

1時間ほどおきましたが、途中、まんべんなく液に漬かるよう、何度かタオルの上下を入れ替えました(写真左)。時間になったら、バケツからタオルを出して、水ですすぎます。漬けていた水はやや黒いです(写真右)。

乾燥後に臭いをかぐと、ほとんどしなくなりました。でも、タオルが濡れると、うっすら臭います。

1回の殺菌では落としきれなかった臭いも3回で解消

1回の殺菌では落としきれなかった臭いも3回で解消

結局、洗濯、殺菌、すすぎ、乾燥を3回繰り返し、やっと臭いを感じなくなりました。臭いが取れた後は、臭いを出さないためのケアが必要です。

わが家では、洗濯に無添加の液体せっけんを使い、洗いのみ、風呂の残り湯を使用しています。以前は粉せっけんを使っていましたが、きちんと溶かさないと残ってしまい、洗濯担当の家族に不評でした。そこで、洗浄力が劣るのを覚悟しつつ、扱いやすい液体せっけんに変えました。

液体せっけんは、粉せっけんに比べて洗浄力が劣ります。洗浄力アップには、過炭酸ナトリウムが使えるそう。風呂の残り湯に過炭酸ナトリウムを入れれば、洗濯時の洗浄力アップだけでなく、風呂水の悪臭防止、浴室掃除にも役に立つことが分かり、さっそく実行しています。

バスタオルを処分した話を聞くたび、心ひかれるものがありますが、今すぐには難しいのが現状です。臭いタオルから解放される方法が分かって一安心。今回使わなかった重曹やセスキにも、それぞれ適した使い道があるので、積極的に使っていきたいと思います。

アプリなら新着物件を見逃さない!ニフティ不動産アプリ

部屋を借りる!賃貸版はこちら

住宅を買う!購入版はこちら